第二期F1復帰の期待 スピリット201/ホンダ & 全日本F2で走ったヨハンソン
ホンダが第二期F1参戦を開始するにあたりテスト車両として実戦投入したのがスピリット201/ホンダだ。エンジン供給して共にF2参戦していたスピリットのF2シャシーにF1エンジンと燃料タンクを取り付けたマシンだ。
マシン前半分はシャープだが、後ろ半分は“箱”を取り付けたような不格好なスタイルになっている。
それでもドルフィンがリアルタイムで日本企業がF1に打って出た最初のマシンだけに期待は大きかった。その思いが不格好でも格好良く感じている要因かもしれない。
東京に住んでいた時、ホンダ青山本社に展示されていると聞いたので見に行った。
実戦投入から10年の歳月を経て初めて見たスピリット201。横には栄光のマクラーレンMP4/4も展示されていたが、どのマシンよりも輝いて格好良く見えた。
背景はホンダF1ステッカー
レーヴコレクションから発売された1/43スケールミニカー。二重ウイングのヨーロッパGP仕様だ。
F1復帰初戦のホワイトボディや実車が残っている一枚ウイング仕様車もバリエーションとして販売されている。
同じ価格なのだろうか?と思ったが、二重ウイング仕様はパーツが多い分割高になっていた。
トリコロールカラー主体で小口スポンサーのステッカーしか貼られていない。
「おや?」と感じたのがコクピット横にドライバー名が入っていない点だ。ステファン・ヨハンソン選手はマールボ○契約ドライバーなので、タバコロゴ・ステッカーにドライバー名が入っていたのだ。自主規制で除かれていた。
だがそこはレーヴコレクションだ、台座裏に後貼りデカールが付いていた。

ホンダが保存するマシンは一枚ウイング
コクピット内側はカウリング部とアルミ・モノコック部が別れている。その様を見ると「昔は横から当てられたら弱かったんだな」と改めて思う。
ステアリング右下にはシーケンシャルのシフトノブが作られている。
スートベルトも別パーツになっている。
エンジン部分はカウリングされておらずメカが露出している。
このミニカーの見どころは露出したホンダRA163-Eエンジンの再現だろう。
エンジンから伸びた左右3本ずつのエキパイが各1本に合流し、上部がカットされた排出口になっている状態や、リアウイングが大きく跳ね上がったディフューザーで固定されている状態が良く分かる。
全日本F2に来た頃のヨハンソン選手とサイン
ヨハンソン選手の'84年全日本F2選手権への参戦には沸いた。元F1…いや、シーズン中にもスポットでF1に参戦していたドライバーである。F1が日本で開催されていない時期だったので“世界”を感じる走りであった。
ADVANマーチ842/ホンダに乗りこむヨハンソン選手
富士F2でホンダエンジン搭載の中嶋悟選手と首位争い。後のF1対決だ

優勝したのはヨハンソン選手だった
'84年の全日本F2に参戦した外国人ドライバーは過去最強

左からジェフ・リース、ティフ・ニーデル、エジェ・エルグ、ステファン・ヨハンソン各選手






