最強マシンになるハズだった6輪ウイングカー ウイリアムズFW08B
ターボエンジン全盛期の'80年代F1で、ターボエンジンを持たなかったウイリアムズがとった策はウイングカー+6輪だった。
従来型ウイリアムズFW08の後部に4輪駆動のフロントサイズのタイヤを組み込んだウイリアムズFW08Bを開発した。
軽量が命のレーシングカーにあって、レギュレーションの最低重量よりも100㎏も重い仕上がりながらそれを補う速さがテストで記録されたらしい。また、四駆のトラクションでスタートも速かったそうだ。
実戦投入されたならBMWターボのブラバムを凌いでいたかもしれない。
だが、ウイングカーと5輪以上の複数輪タイヤが禁止されたためお蔵入りになってしまった。
漫画の主人公マシンのような機能とスタイルを持ち、強大なターボ軍団に挑む様を見たかった。
F1史上“最後の”6輪マシン。変わりF1好きなドルフィンもミニカーを集め始めた当初からのコレクション目標だった。
ミニチャンプスから1/43ミニカーが発売されると知るや速攻予約してしまったほどだ。
全長が長く“幻”のマシンということでケースも通常のものよりも大きなものになっている。マーチ6輪同様、場所取りなミニカーだ(苦笑)。
このケースだが、台紙とピッタリくっついてしまっていてケースが開けられないのだ。無理に開こうとするならば台紙が破けてしまうだろう。―という訳で購入後一度もケースを開けていない。写真を撮るにもケースの外からだ。
ウイングカー構造と6輪構造をじっくり見たかったが、ケースが開かず至近距離で見られない。
テスト車両でメンテを容易にするためか後部駆動系はカウリングされていない
11人もの優勝者を出した歴史に残る激戦となった1982年シーズンを制したFW08がベースになっているだけにカッコイイスタイルだ。
ボディ・ウイング構造の強力なダウンフォースがあるのでフロントウイングは除かれている。実戦投入されたらサーキットによってはリアウイングも不要だったかもしれない。
アニメ『アローエンブレム グランプリの鷹』内で車大作が轟鷹也に言うセリフがある「良いマシンは樹に似ている。強い風は受け流し 台地にしっかり根を張っている」。まさにウイリアムズFW08Bはそんなマシンではないか。
実車が走行可能状態で保存されいてグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでも数年間、最速ラップ記録を保持していた。
実車を見てみたいマシンの1台だ。
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