夢の「表彰台」目指したタイレル020/ホンダ ホンダF1復帰記念

ホンダの第2期F1参戦でエンジン搭載5チーム目となったタイレル。
前年='90年チャンピオンエンジンの自然吸気V10を搭載したタイレル020/ホンダ。引退を決めた中嶋悟選手を支援するためにタイレル供給が決まったという事になっているが、どこまで本当の話なのか…?
初の「表彰台」を目指してひた走る中嶋/タイレル020。毎戦毎戦TVの前でどれだけ期待して応援した事だろう。
前年日本GPで“圏内で走っていれば”チャンスはある事を鈴木亜久里選手が証明してくれていた。
「そのまま走っていれば表彰台」というパターンもあったが“そのまま”行くことはなかった。
TV解説者が中嶋選手をかばうあまり「ピレリタイヤが悪い」を連呼したため、世間一般にそれが浸透。ピレリ側が「言うな!」と怒ったという話もある。

'92年1月のファン感謝デーでの中嶋選手引退セレモニーで
ホワイト/ブルーのタイレル019もカッコ良かったが、ガンメタとなってスポンサーロゴも多くなった020は一層格好良くなった。019に比べ成績は芳しくなかったが、ドルフィンは020の方が好きである。
そこには中嶋選手の若いころからの夢への執着と、自分に何十億円も出してエンジン供給してくれているホンダへのプレッシャーとの戦いが浸み込んでいるからもある。
一説にはタイレルが中嶋選手にプレゼントしたというタイレル020。保管はホンダコレクションホールがしている。コレもどこまでが本当の話なのだろうか…?
ところで、昨年2012年日本GP決勝翌日の小林可夢偉トークショーで「表彰台に上がったらザウバーC31の風洞モデルをもらえる約束なっている」と話していたが、もらえたのだろうか?
「もらったらガレージ作って、絶対に貸し出さないで1人占めする(笑)」と話していたのだが…。

走り終えピットロードにたたずむ
数年前にONIXの1/43ミニカーをはオークションで入手。タイレル020は中嶋車でなけばならない。
同じONIXの019と並べてみると差が全く無い。色を塗り替えただけのようなモデルだ。何年か待てば値段は高いが精密な1/43ミニカーが販売されたというのに…。
ドライバーのヘルメットは再現されているものの、胴体は単色でチャチ。そこがONIXミニカーの痛いところだ。
中嶋を応援する企業のロゴが多く付いている。

2012年F1日本GPで展示されていたタイレル020
'92年ファン感謝デーの“ラストラン”以来、走っているところを見ていない。
ホンダF1復帰を記念して走行イベントをやってもらいたいものだ。