'77年F1日本GPの記憶が蘇る期待の国産F1マシン コジマKE009星野車
日本で2回目となるF1GPが1977年に開催された。
注目を集めていたのが国産F1マシン、コジマKE009の存在だ。日本人ドライバーが日本製マシン、日本製タイヤで出走するだけに自動車雑誌に限らず、少年誌でも紹介されていた(エンジンはフォード・コスワースなので、ココがスーパーアグリF1と異なる)。
観戦に行く前から友人とKE009の仕上がり具合を雑誌で見てはワクワクしていた。
学校近くの自動車整備工場にはKE009の大きなポスターが貼られていて「カッコイイなぁ」と眺めていたものだ。その店で前売りチケットを購入したのだった。
F1観戦当日、寝坊してしまい焦った友人が家まで迎えに来てくれた事、御殿場駅から2人でヒッチハイクして往復した事、「鈴なり」と呼ぶには生易しい多くの観客、観戦場所を探してFISCOをほぼ1周した事…。色々と思い出される。
リアのメカはかなり細かい
2011年の静岡ホビーショーに原型が参考出品されて以来、2年越しの登場。
観戦に行った'77年F1日本GP出走マシンの中でも思い出深い1台なので、ミニカーを集め始めた頃から欲しかった。
星野選手のフィギャが乗っているのだが、あまり出来が良くない。
ヘルメットのバイザー奥に“顔”が入っている。バイザー横の留め金をプリントで表現しているが、パッと見「にじみ?」と思ってしまう。ここは思い切って省略しても良かったのではないだろうか? ブラックのバイザーなら良かったかもしれない。
レーシングスーツが真っ白状態。新人ドライバーがテスト受ける時ではあるまいし、真っ白スーツでF1レースには出ていないだろう。
―と思ったのだが、念のために当時の雑誌を見てみたら… 「白」だった! ポイントで赤が入っているものの、基本全身白。胸にはスポンサーのワッペンが入っていたが、フィギャでは省略されている。
フロントダンパーの「金」やリアサスの支柱の「青」も再現。
ただ、フロントサスのカウリング内側に“メッシュ”のようなデカールが貼られているが、これは何の代わりなのか不明。
後部のメカがむき出しになっている部分はかなり細かく作り込まれている。ウイング翼端板も作りが薄い。
造形は良いのだが、デカールの貼り方等のフィニッシュに粗さを感じる。
'77年F1日本GPでKE009を駆る星野一義選手
カウーゼン・チームから'78年F1グランプリ参戦用にテストされていたフェラーリ風一枚フロントウイングになったKE009改も格好良くて好きだ。
当時、F1でもウイングノーズとスポーツカーノーズが混在していたが“速いマシンはウイングノーズ”というイメージがあった。さらにはF2がスポーツカーノーズ一色だったので、ウイングノーズはF1っぽさがあったのだ。
KE009改もミニカー化して欲しいものだ。
にほんブログ村
にほんブログ村



