「一乗寺」と言ったら「松」でしょう ~宮本武蔵決闘の地
クラシックカー・ラリーを観に「京都へ行こう」と家で提案した時、「京都行くなら『けいぶん社』に行きたい」と嫁はん。
ならばと『けいぶん社』の場所を検索してみると「一乗寺」とあった。
「一乗寺!」そこはもしや剣豪・宮本武蔵が若かりし日に吉岡一門と対決した「一乗寺 下がり松」のある場所ではないか!!
高校生の頃に読んだ吉川 英治氏の小説を読んでから小説&史実の宮本武蔵を敬愛しているのだ。かつては武蔵にあやかってペンネームを「二天」としていた。が、同名のラーメン屋が現れたのでやめてしまったのだが…。
決闘場の碑
嫁はんには先に本屋さんに行ってもらって、電車の踏切を挟んで反対側に向かう。
吉岡一門と対決したという下がり松があった場所には、それを示す石碑と現在で三代目の下がり松が植えられていた。
三代目の松は意外に小さく、初代のように樹の上に潜んで時を待つなど不可能。すぐに見つかって下から槍攻撃を受けるのが関の山だ。
三代目の下がり松
今でこそ住宅地の中の一角だが、かつては野っ原や田んぼがあったことだろう。地形がそのままならかなり坂になっている。いや、やまの裾の方と言った方がいい。
数十人対一人の対決がここからはじまったのかと感慨にふける。
一乗寺・下がり松からすこし坂を上ると、武蔵にまつわる八大神社がある。
対決前に立ち寄り勝利を祈願しようとしたが、「我、神仏を尊んで神仏を恃(たの)まず」と悟り祈りをやめたとされる。
背の高い木々の中に広がる境内。観光客も少なく(←おい!)静寂の中に厳かな空気が張り詰める。 「これぞ京都のお寺~ッ!」という感じだ。
境内に向かう途中には映画「宮本武蔵 一乗寺の決闘」等のスチール写真やポスターが掲示されていた。
いざ、行うと正確にできているか自信は無いが、手洗いから順を踏んでお参りをする。
本殿脇には宮本武蔵のブロンズ像が立っている。平成14年に建立されたらしい。多くの相手に対し「無意識に刀を両手に持って戦った」姿だ。
そして、ブロンズ像とともに対決を見守った初代・下がり松の古木が保管されている。
対決を見守った初代・下がり松
日頃、お土産グッズ等は買わないドルフィンだが、武蔵が描かれた「絵馬」は買ってしまった。
絵馬は奉納せず、記念に持って帰った。「神仏を尊んで神仏を恃まず」なのだから。
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