鈴鹿1000キロよりWECinJAPANの感動が蘇るシルビア・ターボCとGr.Cカーたち
鈴鹿サーキット2013モータースポーツファン感謝デーのイベント「グループCカーの歴史」には、ニッサン・シルビア・ターボC/マーチ83G、ニッサンR90CK、チャージ・マツダ767Bの3台のGr,Cカーが登場した。
ニッサン・シルビア・ターボC/マーチ83G
ホシノレーシングが走らせたCカー。カルソニックの前身である日ラとインパルがメインスポンサーで、スーパーシルエットのシルビア・ターボの稲妻カラーリングを引き継いでいる。
今やF1界になくてはならないエイドリアン・ニューウェイが設計したとは思えないほど重鈍なスタイル。当時最強Gr.Cであったポルシェ956に比べて明らかに「遅いだろ」と思わざるを得ない形状だった。
感謝デー数日前になって出走がキャンセルされ展示のみとなった。マシントラブルが生じたのかと想像させられる。
鈴鹿1000キロ・鈴鹿500キロレースを走ったシルビアC。しかし、実車を目の当たりにすると観戦に行ったWECinJAPANの感動が蘇ってくる。
F1GPが開催されていない時代にとってWECは世界トップドライバー&マシンを見られる唯一の世界選手権だった。
F1GPが“当たり前”のように開催されているこの27年間では考えられないほど“飢えていた”時代。WECは待望のレースだったのだ。
そう思うと“当たり前”にF1を開催してくれている鈴鹿サーキットに感謝の念を抱かざるを得ない。
シロウト目に見ても到底ポルシェ956に勝てるとは思えないが、日本メーカー&日本人ドライバーがWECに参戦してくれるだけで観戦テンションが上がった。

マーチ83Gの現役時代・’84年WECジャパン
炎を吹き上げて減速するシルビアCを見られなかったのは残念だが、その姿を久しぶりに目にしてノスタルジックな気分になった。
今年のWEC富士は小林可夢偉選手と中嶋一貴選手、元F1日本人ドライバー2人が参戦するので盛り上がるだろう。
'90年ル・マン制覇のために用意されたローラシャシーに日産エンジンを搭載したマシン。
昨年の鈴鹿サーキット50周年アニバーサリーデーにも登場した。
ポルシェ956/962最強時代にニッサン最強のR91CPで対決してくれたらどれほど面白かった事だろう。ニッサンがCカーを極めた頃は既にGr.C終焉の時だった…。
チャージ・マツダ767B
ル・マン制覇したマツダ787Bの前型車。
今回のイベントではGCマシンのマーチ74Sとグッピーも走行。
シルビアターボC以外は以前にも走行・展示されていた車両なので目新しさに欠けてしまった。
加えて寒かったのでコースに写真を撮りに出ず、ピットビル2階のラウンジでモニター観戦していた。
一般客が入れるラウンジのモニターにはスピーカーが付いていないので、星野選手のインタビューや走行音が聞こえてこないのが難。
鈴鹿でトヨタ系マシンの走行は難しいとしても、走行可能なポルシェ956とか呼んで欲しいものだ。タイサンとか持っていないのかな?
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