私をラリーに連れてって トヨタ・セリカGT-FOUR WRC
長年WRCに参戦してきたが、'93年にユハ・カンクネン選手によって初のメイクス&ドライバーのWタイトルを獲得した5代目T180型トヨタ・セリカGT FOUR WRC。
ベース車両が原田知世さん主演の映画『私をスキーに連れてって』でも大活躍した。
いくら四駆でスパイクタイヤを履いていて、ドライバーがカンクネン選手であっても、あそこまで新雪の山中を駆け巡る事はムリだろう。分かっていても爽快な冒険活劇だ。
ドルフィン世代にとって『―連れてって』は“憧れ”の世界だ。
ユーミンを聴きながら車でスキー場に行き、仲間内とはトランシーバーで連絡を取る…。全てをマネできなくても“似た世界観”を実体験できた。
今観ても面白い映画だ。リアルタイムではない世代の方にとってはバブルっぽさプンプンで太い眉と肩パットが笑えるかもしれない。
それは自分たちが石原裕次郎さんや加山雄三さんの『若大将』映画を見て「妙!」と感じるのと同じかもしれない。
第二弾とも言える『彼女が水着に着替えたら』はあまりにも装備が豪華すぎて“引いて”しまう。トモトモ(原田知世さん)が似合わないパーマをかけた髪型だったり、タイトルに反して水着シーンが一瞬だったりしたのもヒットに繋がらなかった要因だと思っている。

『天国に一番近い島』の時に撮影した写真と頂いたサイン

あの頃のトヨタは魅力的なスポーツカーを出してくれていた。
