「KAMUI SUPPORT」基金は生きたお金であって欲しい 可夢偉選手の2013年は?
小林可夢偉選手が2013年のF1シート獲得を断念した―
ドルフィンは「KAMUI SUPPORT」に一口・1万円だけ募金した。
たった1万円、されど1万円。
中小企業に勤める者にとって不景気の最中、これだけの金額を稼ぐためにはどれほど辛い業務時間をこなさなければならないだろう。家庭を持つ身であれば全額自分の自由にはできない。
1万円を捻出するためには何かを犠牲にしなくてはならない。
それでも可夢偉選手に託したい気持ちがあった。特に日本GPでの彼の走りを見てしまった後では尚更の事。
自分には出来ないことを叶えてくれるヒーロー。疲れた心を熱くさせてくれる存在だ。
反面、1万円という金額は東日本大震災の時に募金した金額よりも大きいのだ。
何もかも失った人たちへの助よりも大きいというのは人間としてどうだろう?―と思ってしまうのだ。
可夢偉選手は生活に困っている訳ではない。オフには庶民では一生に一度行けるかどうかという南の島で彼女とバカンスを楽しむ余裕もあるのだ。募金した方の中には海外すら行ったことも無い方もいることだろう。
現在も復興にはまだまだ費用が必要。それなのに資源を大量に消費し、贅を尽くしまくる世界に人を送り込もうとするのはどうだろう?―と。
相反する考えがあった。
しかし、可夢偉選手は東日本大震災の時に立ちあがってくれた。人々を励ましてくれた。
「社会的に自分の立場を分かっているな」と感じた。
「KAMUI SUPPORT」に寄付した1万円よりも、もっと大きくして返してくれるのだはないかと思った。
「KAMUI SUPPORT」には1億8千400万円もの募金が集まったそうだ。
この募金が始まった時から「募金金額でシートが獲れる」とは思っていなかった。スポンサーに成りえる企業に「これだけ人々の関心が集まっている」「広告塔の意味がある」とアピールする素材になるものだろうと捉えていた。
さらにはスポンサーが決まっても直ぐに金額を用意できなかった場合の“手付金”としても使えるかもしれないと。
1億8千400万円と言っても全額がシート獲得に使える訳ではない。税金も取られるだろう。リストバンドの製作費や発送費、発送する人件費もかかるはずだ。大口スポンサー獲得が必須なのは明白。
今回、2013年のシート獲得を断念し、2014年シート獲得に使う事になるそうだが、是非とも生きたお金であって欲しいと願う。
これだけ多くの人達の思いを背負って可夢偉選手は2013年を生きなくてはならない。
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