Sロード・モーラGT-R エフトイズGT-R R35コレクション 配置表転載
スーパーGT300クラスから500クラスにステップアップした年にチャンピオンを獲る偉業を果たしたチーム、モーラ。日産から供給された銀色のマシン、柳田真孝選手とロニー・クインタレッリ選手が駆るS Road MOLA GT-Rは2011年シーズンを席巻した。
ドルフィンがモーラの名前を聞いたのはGT300クラスからだが、母体の歴史は長くF3000やGCメンテナンスから始まったらしい。
メインスポンサーの「S Road」もアルファベット表記で「車関係会社?」と思いきや、サーモンを扱う会社というから驚きだ。
3台体制に縮小された日産GT-R勢が2011年にモーラの加入で4台に増えたのはGT-Rファンにとって嬉しい出来事だった。
エフトイズから10月8日に発売された1/64ミニカー「GT-R R35コレクション」。2011年と2012年のGT-R勢を網羅している。
2011年マシンは既に発売されている「カルソニック・コレクション」の型流用だが、いち早く2012年仕様を出したのは素晴らしい。数合わせのためにテスト仕様車もラインナップに入っている。
「本戦仕様だけ全車集めよう」かと思ったが、1台756円と高価な割に評判が良くない。「いずれ京商1/64シリーズでも展開されるだろう」とも予想される。
そこで'11年と'12年を連覇したモーラGT-Rだけ購入しようと考え直した。
その為には配置表を頼りに手つかずのケースから選ばなければならない―。
大手家電販売店「J」のミニカーコーナーに行くと、なんと残り1個の状態。あらら…。
だが、逆にこの状態が良かった。「在庫ありませんか?」と聞くとバックルームから新たなケースを出してきてくれたのだ。「J」では値札付けや開封防止のためにテープ止めする際にシャッフルされるので、店頭に手つかずで並んでいても配置表がアテにならないのだ。
こうして運良くモーラの2モデルをGETできたのだった(後から買う方スミマセン。あのケースにはモーラは入っていません)。
参考にした配置表はコチラ
奥
2011年 / 2012年
NISMOテスト/ NISMO
モーラ / モーラ
コンドー / コンドー
NISMO / NISMO
IMPUL / IMPUL
手前
「カルソニック・コレクション」同様、アンテナとサイドミラーは後付け。ところがサイドミラーがなかなか上手く取り付けられない。「カルソニック―」でもそうだったので、全く改善されていない。
アンテナもCM'Sラリーカー初期シリーズのようにズ太い。この点も改善して欲しいものだ(CM'Sのアンテナ付けようか?)。
数多く貼られているスポンサーロゴのデカールだが、カスレている所が少なくはない。
―と、悪いところばかり先に述べてしまったが、全体的に造形は良い感じだ。フロントフェンダーの内側が落ち込んでいる所も再現されている。
ホイールの奥にはブレーキローターまで作り込まれている。
樹脂製だが“重り”が入っているので、持った感触がと落ち着きが良い。この辺りは「カルソニック―」から改善されている。
台座付きではないので、京商ミニカーの台座を転用してチャンピオン・マシンらしく飾りたいものだ。