彼のいないサーキット ~チョットしんみりとした話
ドルフィンには昔からレースを一緒に見てきた友人が3人いる。
レースの思い出=彼らとの思い出とも言えよう。
鈴木亜久里選手が3位表彰台に上がった'90年のF1日本GP観戦の際、駐車場で隣り合わせた事から仲良くなって一緒にレースを観に行くようになったのがその中の一人・N氏。
奇しくも小林可夢偉選手が3位表彰台に上がった今年のF1日本GPを前に彼が脳梗塞で倒れてしまった。
金曜日にF1観戦した翌日、鈴鹿土産を持って彼の見舞いに行って来た。
ドルフィンの父も脳梗塞で倒れたので、どのような状態にあるかは想像できた。果たして彼の状態は想像の範疇にあった。
分かっていてもやっぱりショックだ。
星野一義選手とトヨタを愛したN氏。
鈴鹿をはじめ富士、岡山、オーポリまで愛車・86→アルテッツァを飛ばして観戦に行っていたほどのレース好きだ。
泊まりでレース観戦に行った時のアフターレース。ショップ巡りをした後、温泉の露天風呂に浸かりながらおしゃべり。行きつけの喫茶店で食事しながらまたおしゃべり。実に楽しい日々だった。
F1パシフィックGP観戦の際、湯郷温泉に入りに行った事は思い出深い。
レース時以外にも会ったりしたが、圧倒的にサーキットでの時間の方が長い。
ドルフィンがレースを観に行かなくなった時期も彼はサーキットに通い続けていた。
決してイケメンではないがキャラクターの良さで、すぐに友人ができていた。
ここ何年かは毎回日帰りしていたドルフィンだが「来年の鈴鹿GTはパドックパス買って泊まりで観戦しよう。じゃあまた」と言葉を交わして分かれたのだが…。
ドルフィンがサーキットに行っても彼はもういない。だが父と違い若いので回復も期待できる。
あと2人の友人―。一人は現地観戦に行くほどまでではなくなり、もう一人は継いだ会社が倒産して消息不明。
自分を取り巻く環境が厳しくなる、そんな歳になってしまったのか…。
'93F1日本GP~鈴鹿サーキットランド入口で
これも「鈴鹿アルバム」に投稿したかった
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