トヨタ初のWRC W制覇 セリカGT FOUR
長年WRCに参戦してきたが、'93年にユハ・カンクネン選手によって初のメイクス&ドライバーのWタイトルを獲得した5代目T180型トヨタ・セリカGT FOUR。
ベース車両が映画『私をスキーに連れてって』でも大活躍しただけに社会的認知度も高かった。
Gr.Aマシンだけあって外観的ハデさは無いものの、今思えばかなりの迫力マシンだった。
CM'Sラリーカー・コレクションの「トヨタ・ラリーカー・シリーズ」で、モンテカルロ・ラリー仕様。
カストロールの曲線カラーはもとより、モンテの車検ステッカーまでウインドウに貼れている細かさ。車内はロールバーやシートベルトも着色されている。
造形に“やる気”が見られる商品だ。
「トヨタ・ラリー」をフル・コンプリートする気は無かったので、ミニカーショップでフル・コンプ用に開封された“残り”から選んで購入した。こちらにしてみれば「モンテ仕様があってラッキー♪」―という感じだった。
F1よりもベース車が分かるWRCで活躍した方が、メーカーとしての販売に直に繋がるのではないだろうか? 新たに誕生した86でWRCに参戦して欲しいものだ。
しかし、プリウスでハイブリッド先駆者となっているだけあって、HVシステムでのル・マン制覇の方に力を注いでいるようだ。
F1にフェンダー付けただけのようなLMPマシンなんて金食い虫のような気がするが…。