ドリキン土屋圭市選手のアドバン・トレノ86
先日車名復活したトヨタ86。その元となるレビン・トレノAE86と言えば『イニシャルD』で一躍見直された車種である。
それ以前から“走り好き”にとっては人気車種だった。
富士フレッシュマンレース(現・チャンピオンレース)ではAE86クラスは出場台数も多かったし、ホモロゲーションが切れてもなお続けられていたほどだ。
私の友人には「D」以前から86に乗っていた者が4人もいる。
かれこれ7年くらい前にコンビニ限定で発売されていたBOURBONの“ミニカー付き缶コーヒー”。
缶コーヒーの上に透明ケースに入っていて車種が選べる事ができたのが嬉しかった。“おまけ”ではなくコーヒー料金+ミニカー料金で販売されていた。
1車種3~4のカラーバリーエーションがあった。アドバン・キャロットAE86は、若き日のドリキン・土屋圭市選手が駆っていたマシンだ。
富士フレッシュマンで6連勝し「賞金ドロボウ」とまで呼ばれるほどの偉業を果たした。
スポンサーロゴやレーシング・プロジェクト・バンドウのステッカーも再現されている。「K/TSUTIYA」のネームまで入り細かいディティールが嬉しい。
台座に「レース仕様」とプレートが付いているものの、車内は色違いの市販モデルをそのまま流用しているのでシートがノーマルのまま残っているしロールバーは無い。
しかし、これはトミカも同様。ボディの細かい塗装に免じて目をつぶろう。1/64モデルでドリキンの愛車が手に入ったのだから。
1991年に初めて頂いた土屋圭市選手のサイン。