吉田君のCB400と鈴鹿F2の思い出 UCCヨシムラ・コレクション
学生時代、同じ下宿に住んでいた吉田君はホンダCB400に乗っていて、このバイクをこよなく愛していた。
UCC缶コーヒーに付いてくるヨシムラ・バイク・コレクションにCB400がラインナップ。選んで買って来たつもりであったが―CB750FOURだった…。
名古屋市内にある下宿から吉田君のCB400にタンデムして鈴鹿サーキットまで走った。
JAF GP前の週だったので「恐らくF2のテストをしているだろう」と。現在のようにハッキリとテストデーに指定されている訳ではなく、おおよそ1週前とかに事前テストが行われていた。
ドルフィンは中型自動二輪免許を取る前だったので、タンデムしてギアの使い方やコーナーの体重移動は勉強になった。
果たして鈴鹿サーキットではF2はじめスーパーシルエットがテストを行っていた。
中でもヨーロッパF2で大旋風を巻き起こしていたカシオ・ラルト・ホンダのマイク・サックウェル選手とロベルト・モレノ選手が来ていた。次期F1ドライバーと噂されている2人のドライバーと欧州F2を圧勝したラルト・ホンダを見ることができて興奮度全開だった。
F1が開催されていない当時、F2 JAF GPは年間唯一のトップ・フォーミュラ国際戦だった。招へいされるF1に一番近いドライバーの走りは注目の的だったのだ。
左から吉田君、サックウェル選手、ドルフィン
後方にラルトのマシンが見える
パドックにぽつんと置いてあったアドバンカラーのF2。ゼッケンは無く、ドライバー名も無かった。今にして思えば映画『F2グランプリ』撮影デモラン用車両だったのかもしれない。
誰もいない事をいいことに、吉田君はこのマシンに乗車(靴脱いで)。記念写真を撮ったのだった。ドルフィンでさえ乗ったのはF3がせいぜいなのに…。見つかりやしないかとヒヤヒヤだった。
吉田君が無断乗車したマーチF2
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