日本で、富士で走ったJPSロータス91 E・D・アンジェリス車
'87年に鈴鹿でF1が開催されるまで10年もの間、日本にGPサーカスはやって来なかった―
鈴鹿F1開催から遡る事4年。FISCOで '83年の夏「F1フェスティバル」なる催しが開かれた。
河口湖自動車博物館が所有する6輪・elfタイレルP34/フォードと前年のマシン・JPSロータス91/フォードが走行した。“たった”2台の走行ながらも、F1に飢えていたファンにとってはどれだけ素晴らしい出来事だっただろう。

タイレルは'77年日本GPでタイレル007を駆った高橋国光選手が。ロータスは当時F1へのステップアップが最有力視されていた中嶋悟選手がドライブした。
中嶋選手はF2でJPSのスポンサードを受けていた事と鈴鹿JPSトロフィーF2で優勝した特典で、ロータスF1のテストドライブを経験していた経緯もある。
フォード・コスワースが響くサーキット。パドックに置かれたマシンを間近で見る事も出来た。夢のような1日だった。

河口湖自動車博物館のTシャツを購入したら両選手がTシャツにサインを入れてくれた

着つぶしていたのでサインも洗濯で薄くなり辛うじて中嶋選手のサインらしきものが残っている
中嶋選手がドライブしたエリオ選手のロータス91
ワイドなボディにフルカウリング。ウイングは低マウント
あの日の感動を蘇らせてくれるロータス91 ゼッケン「11」エリオ・デ・アンジェリス車。
京商1/64ミニカーはエンジンカバーが付いていない仕様。テカテカシルバーのエンジン&エキパイがむき出しになっている。
「F1フェスティバル」でのマシンにはロータス88から流用したようなカバーが付いていた。ウイングカーなのにエンジン剥き出しで整流されていないのは不自然な気がする。
戦闘機の翼のような細いフロントウイングがカッコイイ。リアウイングはハウント仕様のようだ。

'87年から連続開催できているF1日本GP。現在24歳以下の方にとっては生まれた時から当然のようにF1が日本で走っていたんだなぁ。
ロータス91を見ているとF1GPが日本で開催してくれる事に感謝する気持ちになる。

静岡・田宮模型本社にあるロータス91・マンセル車