ノスタルジックな思い スカイライン2000GT-R | CLUB24-にいよんー

ノスタルジックな思い スカイライン2000GT-R

 今でも人気が高いスカイライン2000GT-R=ハコスカ。 その“存在”を知ったのは『サーキットの狼』である。

まだまだ!ミニカーのビギナー+α-ハコスカ1

 「スーパーカー」という名も無い“ブーム”初期に'76年F1inJAPANが開催された。「東洋で初開催のような大きなレースなら、イイ車もたくさん来るだろう」―と、F1よりもスーパーカー目当てで友人たちと観戦に出かけた。

 バスも動かぬ大渋滞。ガキどもは“無謀”にも渋滞の列をたよりに歩く決意をした。

 この渋滞の列の中に「GT-R」があった。

 

 「うわ~ッ! GT-Rだ!!」当時でも希少性がある車を目の当たりにして喜ぶガキども。「どや顔」するドライバーのお兄ちゃん。

 だが、渋滞の列にはハコスカ、ケンメリ、共に多くのGT-Rが存在した。ガキどもは「そんなハズはないだろう」と思った「エンブレムだけ付けたノーマルが大半なのでは?」と。

 「これホンモノのGT-R?」と聞くと「本物だよ」とニヤニヤしながら答えるドライバーのお兄ちゃんたち。メチャ怪しい。

まだまだ!ミニカーのビギナー+α-ハコスカ3
 

 まだハコスカが現役で街中を走っている時代の話。当時は「なんちゃってGT-R」(←表現も古いッ!)も多く存在したことだろう。

 

 時は移り現在。

 ノスタルジックカーの希少性が見直され、レストア技術も進んだ。街中でハコスカを見る事は無いが、イベント等では圧倒的にGT-Rが多い。いや、むしろGT-Rしか無い。今やノーマルは絶滅してしまったのではないかと思えるほどだ。ヒグマが絶滅してもパンダは保護される―ようなものだ。

 「なんちゃってGT-R」が懐かしく思える。
まだまだ!ミニカーのビギナー+α-ハコスカ2

 ハコスカGT-Rのミニカーは京商1/64、リアルX 1/72、コーヒー「スカイライン伝説」の1/72、トミカを持っている。リアルXは最初のGT-R-4ドアのものだ。

 同じ車種でありながら造形が微妙に異なるところが面白い。似たスケールで造形の妙を楽しめるのもミニカーの良いところだろう。


 

 

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