これでモナコGPを制したのか? ウイリアムズFW15Cプロスト
地中海の王国の街中をサーキットにして開催されるモナコGP。美しい風景とドラマが生まれる伝統のレースは、一度は観戦に行きたい憧れのGPだった。
F1が日本で開催されていなかった学生の頃から観戦に行きたかったが、世界的に人気GPはツアー料金も高額。「せめて時間と費用がかけられる新婚旅行で行きたい」とレース好きの友人と話していた。
先に結婚した彼は果たして'92年モナコGPを観戦してきた。
しかし、年を追う毎にチーム格差が広がり決勝にドラマが生まれることは稀な“F1パレード”になってしまった。これでは高額料金を払い、レースに興味のない嫁はんを連れて行く価値は無いと断念したのだった…。
この角度なら「モナコGP」と言っても通じる? ホントは鈴鹿だけど
ダウンフォースを多く必要とするモナコGPで、各チームはリアウイングを大型化して臨んだ。
ウイリアムズもエンジンカバー上部にまで翼端板を延長させてウイングを1枚追加した仕様車を持ち込んだ。これがまたカッコ悪いのだ。
速いマシン=カッコイイマシンの定理があるが、流石にこのウイング増加仕様は当てはまらない。
東京モーターショーに展示されたFW15C
アオシマ1/64「ウイリアムズF1」にラインナップに加わっている。12台入りにして尚且つ新規金型を作らず、リアウイングの交換だけで1バージョン増やせるからとの単純な考えなのだろうが…。
肝心のリアウイングが歪んでしまっているのが惜しい。こんな歪んだマシンでプロストは伝統のモナコを制したのだろうか?―否。
おや~? ウイングが「ひでぶ」になりかけてる!?
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