それでも走り続けた男 ウイリアムズFW16

'94サンマリノGPでA・セナを失ったため“悲劇のマシン”と呼ばばれるようになったウイリアムズFW16/ルノー。
チームメイトのデイモン・ヒルは事故原因が解明されずともそのマシンに乗って走り続けた。
サンマリノGP以降、シーズン中盤にWF16Bが投入されるまでFW16で2勝も挙げた。最終戦・オーストラリアでシューマイケルに“ぶつけられて”チャンピオンの座を奪われてしまったのだった。
“ぶつけて獲る”悪しき伝統を作った一人、セナが見たらなんと言っただろうか。
鈴鹿の写真なので正確にはFW16B
アオシマ1/64「ウイリアムズF1」のラインナップはヒル車もサンマリノGP仕様。
シャープなハイノーズと「への字状のアウイングという特徴を良く出している。タイヤも黄色文字だ。
ただ、メインスポンサーである○スマンズのロゴやマークが自主規制で除外されているのでカラーリングにはスカスカ感がある。ダミー文字でも入れておいて欲しかった。後からデカールを貼れる状態にしてあるのだろうか?
FW16にはヒルがチャンピオンの座に駆け上がる強い意志が込められているようだ。
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