デビューは転倒虫 ホンダ・シビック
富士フレッシュマン・レースのようにワンメイクレースだけの大会もあるが、ホンダ・シビックはF2レース等のサポート・イベントとしてワンメイクレースを確立した車種だと思う。
ホンダの本拠地・鈴鹿サーキットで始まったシビック・レースは年々レベルアップしていった。一時、シティ・ターボ・レースとなったが、現在でも続いている息の長いシリーズだ。
このシリーズ出身のレーシング・ドライバーが松田秀士選手だ。ビートたけし氏の義弟で、確か『たけしの元気が出るテレビ』か『スポーツ大賞』等の番組企画としてレースに参戦していた。
車載カメラも搭載し、レースの模様を番組で取り上げていた。普通のレース中継とは違った切り口で楽しみだった。
重心が高いシビック(シティでは特に)コーナーで接触すると転倒する事がしばしばあった。松田選手に付けられたニックネームが「転倒虫」であった。
その後、幾多のレースに参戦し、インディ500で8位入賞を飾った素晴らしいドライバーだ。
'98年の鈴鹿1000㌔でGT2クラス優勝した時の松田選手
京商1/64「ホンダ コレクション」のワンダー・シビック。赤いボディがなかなかカッコイイ。
上下を分けるように車体をぐるり一周した黒ラインが色合いを引き締める。サイドミラーも黒だ。現在の車なら確実にボディ同色となっているところだろう。
レース仕様車もラインナップに加えて欲しかった。
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