硬派!NSX TYPE-R
この車がデビューした時には騒然となった。ホンダNSXだ。
性能やアルミボディもそうだが、リトラクタブル・ライトを備えたスーパーカーフォルムに痺れた。まさか日本メーカーがここまでの市販車を販売するとは思わなかった。バブル景気の後押しがあったとはいえ、日産MID4がポシャッた経緯もある。
後に登場したホンダNSX TYPE-R快適装備までも外して軽量化を図った硬派なマシンだ。同じ理由で走りを追求した日産スカイラインRSターボも好きな車である。鉄仮面(RS-X)になりオーディオ、エアコンが標準装備されて軟派になってしまった時はガッカリした。そのせいもあって鉄仮面(南野陽子さんの事ではない)は好きではない。
しかし、現在のスーパーカーは「快適で速く」が主流になっていることを思えば、当然の流れだったのかもしれない。
京商1/64ミニカー「ホンダ コレクション」を買った誰もがそうであったように、白のNSXが出ると「シークレットか!?」とドッキリしてしまった。
付属カードとホイールを見て“つかの間の夢”から覚めるのだ。
実はGT仕様のNSXのミニカーは持っていても、市販車は初めての入手。
CR-Zのパールホワイトと違ってNSXの塗装は純粋な白。意外におとなしい感じがする。上手く塗られていて、リトラクタブルライトを示すモールドが生きている。
リアスポイラーの背面だけ黒塗りになっているのは実車もそうだったのだろうか?
リアウインドウからはエンジン部が見える。
GT仕様を見た後で市販モデルを見ると簡素な感じがしてしまうが、ヨーロッパのスーパーカーに引けを取らない洗練されたスタイルだ。
にほんブログ村
