ザ・マシンガンズの必殺技(絶望日記) -16ページ目

ザ・マシンガンズの必殺技(絶望日記)

 心にうつりゆく よしなしごと

洋楽は歌詞が分からないから苦手



某教材関連業者のテレビCMで

“どうして日本語はペラペラなのに国語を勉強するの”

といった演出を見かけたことがある


日本語がペラペラの日本人がどれほどいるか


何でもかんでも「スゴイ」と「ウザイ」

敬語は愚か品詞すらも理解していない

はたしてそれでペラペラだと言えるのか



趣も情緒もまるでない無味乾燥な文章や

読み手や聞き手を想定しない主観が氾濫し

自称詩人の輩が駅前の歩道橋に座り込む


小学生の感想文じみた表現に慣れて

真意を汲んだり行間を読んだりしないから

世の中に陳腐な歌ばかりが溢れかえる



テリーの記事にもあったように

異言語間コミュニケーションにあっては

ニュアンスまで正確に伝えるのは難しい


同様に歌い手と聴き手の間における

完全な理解などほとんどありえない

どうやっても埋められない溝がある


まして共有可能な経験を持たない以上

歌詞を通して作り手の意図を探るなど

まったくもって不可能なことである



意思疎通が叶わなくても歌がひとを魅了するとき

それは歌い手の備えているべき技量と

聴き手の備えているべき技量が揃ったときである


                                     by スグル



よしきた。



音楽について人と話していると、
「洋楽は歌詞が分からないから苦手」というフレーズをよく耳にします。

英語の授業が暗記メインでつまらない、という要素が大きいのでしょうが、
たしかに「分かる」「知る」という行為は対象との距離を測るあくまで目安にすぎず、相互間の完全な理解は確かに難しいものかもしれません。

しかし、対象について分かろうとする意思があるかどうかでその差は大きく違うし、またその先にはより深く理解したという喜びがあるのではないでしょうか。

たとえば"The book"といえば「聖書」のことであるとか、「『パン』という単語はなぜ数えられないか」について、
はたまたボブ・ディランの歌詞の一節、「風向きを知るのに天気予報士はいらない」の「ウェザーマン」が60年代に活動していた学生運動グループの名前だといったような。

と、なぜこんなハナシになったかといえば、高校受験時(マシンガンズ結成!)お世話になったカテキョーの先生から合格祝いにいただいた英英辞典を久々にひいたため。

もらった直後は「もっと気のきいたモンくれや~、しかも英英って」などと思っていたが、まさかここまで長持ちするとは。ずいぶんと遠くまで来たもんだ。なあ、スグルよ?


つうか、これどこが鳳凰編なのか。
とりあえず受験シーズンっちゅうことでひとつ。


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テリー

そういうつもりはなくても、

ひとを傷つけることがある。


ことばたるや無力なれども、

文字の脅威を思い知るべし。



十二分に反省いたしました。

ごゆるりとご更新なされよ。


                                     by スグル