ザ・マシンガンズの必殺技(絶望日記) -136ページ目

ザ・マシンガンズの必殺技(絶望日記)

 心にうつりゆく よしなしごと

みなさん、ミステリクイズを覚えておられますか。


2月5日から4月12日までの10週にわたって、

日曜日に出題編を、水曜日には解決編を紹介していました。

中には楽しみにしてくださっている方もおられて、

みなさんから寄せられる名推理や迷推理(?)を、

私も毎週、楽しく拝見させていただいておりました。


さて、今回は “ミステリクイズ・特別編” です。



〈難易度 ★★☆☆☆〉


H警部は、P夫人の死体の検分を終わらせた。

夫人は、自宅の栗色のカーペットに倒れていた。


「あのピストルの銃床で頭を殴られたことが致命傷となったようだ」

H警部はそういって、M保安官を見た。

「おそらく、4回から5回は殴られている」


死体の近くに38口径のピストルが落ちていた。

保安官が、慎重な手つきで指紋採取の粉を振りかけていた。


「夫のP氏の会社に連絡しました」 保安官は警部に報告した。

「しかし、できるだけ早く帰宅してくださいとしか伝えていません」

「正しい判断だ」 警部は保安官にいった。

「仕事の最中に妻が殺されたという知らせは聞きたくないだろう」

死体が救急車に運び込まれるのを見ながら、警部はうな垂れた。


ほどなくして、救急車が出発したとき、

取り乱した様子の夫が、玄関から飛び込んできた。

「何があったんですか。妻はどこなんです」

「こんなことをお伝えしなくてはいけないのは非常に残念ですが」

H警部は、沈痛な面持ちで切り出した。

「奥さんは2時間ほど前に何者かによって殺されました」

「何ですって」

「コックが居間に倒れていた奥さんを発見し、通報したんです」


「凶器のピストルから指紋は検出できませんでした」

ハンカチで包んだピストルを持っていた保安官が口を挟んだ。

「科学捜査研究所に送って、徹底的に調べてもらいます」


P氏は、その銃の輪郭をにらみつけていたが、

やがて、怒りで顔を赤らめ、からだを震わせた。

すると突然、P氏は保安官の腕をつかんでいった。

「妻を殴り殺した悪魔を必ず見つけてください」

「全力を尽くしますよ」 保安官は答えた。

「必要とあれば、私は5万ドルの懸賞金を出しましょう」

P氏は、犯人逮捕のためなら協力を惜しまない姿勢を示した。


「無駄遣いすることはありませんよ」 H警部が声をあげた。

「犯人を見つけるのは、そう難しくはないでしょうからね」


さて、いったいどういうことだろうか。



名探偵のみなさん、いかがですか。

華麗な謎解きを期待しています。


                                     by スグル

記者が汽車で貴社に帰社した。


漢字には、読みが同じで意味の異なるもの、

いわゆる同音異義語が非常にたくさんあります。

上記は、その例として非常に有名な文です。


ちなみに、昨日の記事の「2つのジョウショウ」ですが、

実際には、「常笑」という熟語はありません。


今日は、少し漢字のお勉強を。


次の各文には、誤った漢字が用いられています。

それを指摘して、それぞれ正しく訂正してください。



① それは以外な結果だ

② 異状気象が起こる

③ 既成品を買う

④ 収集がつかない状態

⑤ 運賃を清算した

⑥ 絶対絶命の危機

⑦ 彼とは対称的な性格だ

⑧ 社会の体勢に反対する

⑨ 永遠の真理を追及する

⑩ 品質を保障する



漢字には、すべて意味があります。

文意をよく考えて、実際に書いてみてください。


私もそうですが、日ごろコンピュータを多用するひとには、

漢字の書き取り問題は、特に難しく感じられることでしょう。


漢字が、閑事になりつつある今日このごろに。


                                     by スグル

このところ、毎晩のように雨が降ります。

雷をともなって激しく降り続けることも珍しくありません。

これも異常気象のせいなのでしょうか。


昨晩、急に思い立って、大学時代の卒業アルバムを手にしました。

大学を卒業して、かれこれ10年近くなりますか。


懐かしい顔ぶれ。

おなじみの顔ぶれ。

忘れていた顔ぶれ。


時間の経つのも忘れて、雨の夜を愉快に過ごしました。


私も含め卒業生の、ほとんど全員の個人写真の下には、

事前に書いておいたメッセージが載せられています。

何を書くかはそれぞれの自由で、自分の好きなことばや、

卒業にあたっての決意、あるいは先生や友人への謝辞などが、

日本語、英語、イスパニア語、フランス語、ドイツ語、中国語、

ブラジル・ポルトガル語などで綴られていて、実に個性豊かです。


その中で、私の友人のひとりは、こう記しています。


2つのジョウショウ。

上昇と常笑。


彼とは、卒業してから一度も会っていませんが、

心の折れそうなとき、このことばが私に力を与えてくれます。


上昇…


ずっと、足元ばかりを見ていました。

そんなことだから、大切なことを見落としてしまうのです。


常笑…


最近は、笑うことすら忘れていました。

どんなときも、笑って過ごせる余裕が必要です。


会わずとも励まされる。

よい友人に恵まれたものだと、我ながら自慢に思います。

私も、誰かにとって、そんな存在でいられたらと願います。


                                     by スグル