先日、元同僚でよき友人でもあるI氏と、
久方ぶりにお会いし、夕食をごちそうになりました。
冷静にして聡明。
沈着にして博識。
思慮深く情け深い。
どんなときも前向きで、決して諦めない。
いつのときも全力を尽くし、弱音を吐かない。
I氏は、私の尊敬する先輩であり、
また目標とする人物でもあります。
しかし、その日は少し様子が違いました。
度重なる激務に疲労困憊し、
日々の重圧に打ちひしがれ、
すっかり意気消沈されていました。
そんな彼の意外な一面を目にしたとき、
2006年2月20日の記事 で紹介した詩、
茨木のり子の『汲む』を思い出しました。
友人には大変申し訳ないのですが、
私自身がいつもそうであるので、
焦燥に駆られた彼に、安堵を覚えたのです。
by スグル