先日11日の日曜日は、父の日でした。
こういっては冷たいようですが、
先月の母の日に贈りものをした手前、
父に何もしてやらないというわけにもいかず、
某百貨店へと足を運びました。
当初は、愛煙家である父に、
洒落たライターでもと考えていたのですが、
信じがたいほどのヘビースモーカーでもある父に、
さらに喫煙を促しているような気がしたので、
考えなおすことにしました。
何にしようか思案しながら、紳士服売り場を歩いていると、
色とりどりのネクタイが目に入りました。
日ごろからネクタイがほしいと思っていた私は、
いつの間にか父への贈りもののことなど忘れて、
ついつい自分のものを選んでいました。
私は、ネクタイに限らず、何を選ぶにしても、
めったに気に入ることがないのですが、
珍しく気に入ったネクタイがありました。
もちろん、迷うことなくそれを買い、
鼻唄まじりに店を出ようとしたとき、
何のためにそこへ行ったのかを思い出したのです。
そこで、さきほど買ったのと同じネクタイを、
もう1本買うことにしました。
まさか父と揃いのネクタイを買うことになろうとは、
夢にも思いませんでしたが、たまにはそれもいいでしょう。
もし、どこかでまったく同じネクタイをした親子を見かけたら、
それはおそらく、父と私でしょう。
by スグル