突然ですが、「魚」へんに「弱」いと書いて何と読むでしょうか。
答えは「鰯」となって、イワシです。
「イワシ1匹が1000円」
近年、漁獲量が急激に低下したことによって値が上がり続け、
ついに「マイワシ」に、1匹1000円の値がついたそうです。
かつて、イワシは大量に獲られたので、
いわゆる「雑魚」の代名詞でした。
足が早いので(走るわけではありませんよ、念のため…)、
刺身で食べるには少々手に入れにくいこともありましたが、
通常は値が安価で、簡単に手に入る「庶民の味」でした。
さらに、食べるだけでは余るというので、
これを絞って取った油を肥料としても用いていたくらいです。
イワシの減少は、地球温暖化による海水温の上昇や、
過度の漁獲などが原因といわれています。
島国である日本にとって、海の恵みは格好の食糧元となります。
農作物は、それを育てる土地と手間が必要である一方、
海産物は、それらが不要だからです。
やはり、取りすぎて無駄にしてきた感は否めません。
さて、ご存知のとおり、日本は他国に依存せずに、
十分な食物を得ることはできません。
それは「ひと昔」前も同じです。
飢餓に苦しむ国の存在は、決して対岸の火事ではないのです。
いま日本で、また世界中で「食」への危機が叫ばれています。
by スグル