「3年後すべての公立小・中学校からコカ・コーラが姿を消します」
日本でのお話ではありません。
アメリカでのお話です、もちろん。
アメリカでは、子どもの肥満問題が深刻化して久しいのですが、
近ごろはコカ・コーラなど「伝統的な」清涼飲料に批判が集まっており、
特に、簡単に手に入れられる学校の食堂や自動販売機などに、
健康団体や各州保健当局の矛先が向けられたようです。
コカ・コーラに限らず、糖分の多い清涼飲料、
脂肪分を減らしていない牛乳(全乳)も学校現場から追放され、
水、加糖していない果汁100%のジュース、
脂肪分の少ない牛乳のみ販売が認められるということです。
アメリカ人は、世界で最も健康を憂慮する人種であり、
アメリカ人は、世界で最も不健康な人種でもあります。
口にするもののカロリー計算に余念がないですし、
何種、何十種という栄養補給剤を常備しています。
一方、カロリー・オフだからと、ダイエット・コークを水のように飲み、
ハンバーガーにステーキといった肉料理を基本に、
チップス、クッキー、アイスクリーム、チョコレート、
それに、赤や緑や青の毒々しい色のケーキを常食としています。
私は、アメリカ滞在時に著しく胃の調子を悪くしましたし、
友人たちはみな、5~10kgは太ってしまったといいます。
「医食同源」ということばもあるように、食は命の源です。
このような申し訳程度の施策ではなく、
食に対する考え方を根本的に変えなければ、
安心で健康的な社会など築くことができないでしょう。
by スグル