赤い顔 | ザ・マシンガンズの必殺技(絶望日記)

ザ・マシンガンズの必殺技(絶望日記)

 心にうつりゆく よしなしごと

日常会話の中で、期せずして使うと、

密かに得意になってしまうことばがあります。


その多くは、哲学用語やある種の専門用語、

あるいは、カタカナ表記される外来語などで、

アカデミックな会話以外では、なかなか使わないものばかりです。

だからこそ、ひょんなことからその機会を得ると、

さりげなく言い放つも、内心ほくそ笑むわけです。


もちろん、その根底には、エスプリを発揮し、

聞き手を始め周囲の人々から、

賢く見られたいという品のない願望が脈々とあるのも事実です。

しかし、あくまでも自分自身がどれだけの語彙力を備えているか、

言語に携わる者としてのポテンシャルの問題なのです。


いうまでもなく、これにはア・プリオリではなく、

ア・ポステリオリが重要となるので、

飽くなき知識欲とたゆまぬ努力によってのみ達成されるのです。


つまり、本当にゆとりのある人生を送るためには、

いくらかのゆとりを犠牲にしなければならなくなるという

パラドックスに直面するわけで、

ここに人生のペーソスを感じずにはいられないのです。


いやいや、さりげなく使ってみました。

どこまでもなにげなく…


ちょっぴりいい気分です。


賢くないね。


                                     by スグル