古くから、温泉に浴して病気を治療することを「湯治」といいますが、
風呂につかることは、最も手軽で身近な民間療法だといえるでしょう。
健康促進・増進はもちろん、疲労回復にも効果てき面です。
先日、のんびり風呂に入りたくて、家の近くの銭湯へ行きました。
私は、学生時代から頻繁に銭湯を利用してきましたが、
最近は入湯税の値上げもあって、いまでは入湯料が390円、
銭湯へ行くのも、ちょっとした贅沢となってきました。
仕事がいち段落して、深夜1時を少し過ぎたころ、
入浴道具一式を脇に抱えて、そそくさと銭湯へ向かいました。
その銭湯の営業時間は、午前2時まで。
急がなければ、入浴時間がそれだけ短くなるわけで、
貧乏性の私としては、自ずと急ぎ足になってしまったのです。
さて、時間も時間でしたので、
たいして混雑していないだろうと高をくくっていたのですが、
いざ仕切りをくぐり、更衣場に入ってみてびっくり。
子どもからお年寄りまで、ひとでいっぱい。
服を脱いでロッカーに入れるだけでもひと苦労。
浴場でも、周囲に遠慮して体を洗わなければならない混雑ぶり。
結局、営業時間終了の間際まで多くの客で賑わっていました。
やっぱりみんな、風呂が好きなわけで、
やっぱりどうせ入るなら、大きな浴槽がいいわけで。
各家庭、各家に風呂があるのが普通になった昨今は、
銭湯の利用客が減って、経営も大変なのでしょうが、
銭湯へ行くことが贅沢と感じられるようでは寂しいものです。
日ごろ銭湯へ行かないひと、
あるいは行ったことのないひと、
たまには銭湯へ行ってみませんか。
by スグル