伝え聞くところによると、アメリカ合衆国大統領が、
ブッシュ・ドクトリン(国家安全保障戦略)の改訂版をまとめたそうです。
9.11 同時多発テロ後の安全保障政策の集大成として、
大量破壊兵器を持つ「敵」への先制、単独攻撃を正当化し、
圧倒的な軍事力の優位を堅持するために打ち出された政策。
それが「ブッシュ・ドクトリン」です。
今回のブッシュ・ドクトリン改訂版は、これまでの安保戦略と同様、
相手国が大量破壊兵器で武装している場合は、
先制攻撃の権利を持つと強調しており、
単一国家としては、イランがその最大の脅威と位置づけています。
また、合衆国下院の国際関係委員会は、
イランに投資した第三国企業をも制裁の対象とする
対イラン制裁強化法案「イラン自由支援法」を可決しました。
違反した第三国の企業に対して、米国輸出入銀行の融資の停止や、
その企業がある国に対する支援停止などの制裁を実施し、
大統領は、場合に応じて一時的に制裁を免除できるという内容です。
アメリカン・ムービーにまま見られる “ vs. アメリカ” の構図。
これは、スクリーンの中だけに留まりません。
とにもかくにも、アメリカという国は、自らを「正義」と称し、
あらゆる国や地域を「悪」や「敵」として選んでは、
「勧善懲悪」の痛快活劇を繰り広げようとする好戦的国家です。
超大国としてのプライド、世界のリーダーシップを強調しても、
その実は、単独行動主義を強めるだけの未発達な国家なのです。
by スグル