今回のミステリクイズは、思った以上に難しかったようです。
これまでとは少しパターンを変えてみたせいでしょうか。
解答に関わるコメントも寄せられませんでした。さて、それでは解決編を掲載して今日の記事としましょう。
今回の謎を解くカギは「バッグの移動」にあります。
犯人は、どうしてわざわざK駅のコインロッカーから
Y駅のコインロッカーまでバッグを移動させたのでしょうか。
そもそも、どうして駅のコインロッカーを指定してきたのでしょうか。
それは、警察が張り込んでいることを予期して、
その目を欺き、追跡から逃れるためだと考えられます。
次に、バッグの中の身代金はどこに消えたのでしょうか。
1億円という大金、1万円札が1万枚…
決して簡単に持ちさられるものではありません。
この2点から、犯人と犯行の手順が同時に見えてきます。
実は、犯人は女性が拾ったタクシーの運転手でした。
女性はただ、このタクシーの運転手に頼まれ、
バッグをコインロッカーに取りに行っただけだったのです。
運転手はバッグを受け取ると、助手席の下に金を落とし、
空になったバッグを再び女性にあずけて、
もう一度コインロッカーに入れるように頼みました。
警察は、通りがかりのタクシーを拾ったものとばかり思ったので、
タクシーの運転手を調べなかったのですが、これが失敗でした。
おわかりになりましたでしょうか。
「犯人のミス・ディレクション」
多くのミステリでは、
最も怪しいと思われる人物が犯人であることはまずありません。
なぜなら…いうまでもありませんね。
容疑者が複数いる場合は、
最も事件との関連がなさそうな人物に目星をつけましょう。
では、名探偵のみなさん。
次回をお楽しみに。
by スグル