今回のミステリクイズは難しかったのか、
ほとんど解答が寄せられませんでした。
前回同様、解決編を掲載して今日の記事としましょう。
今回の謎を解くカギは「いつ毒を盛られたのか」ということです。
「運ばれてきたスープを飲み始めたとたん、
「彼は急に苦しみだし、喉をかきむしった」
とありますが、ここで毒を仰いだわけではありません。
「グラスに水を入れて持っていくと、
「彼は一息に飲んで、もう一杯頼んだが、
「二杯目の水を飲みかけて息が絶えた」
実は、毒を盛られたのはこのときなのです。
したがって、犯人は…ウエイトレスということになります。
一杯目の毒入りの水を飲み干してしまったので、
のちの現場検証で毒を検出できなかったのです。
では、なぜ彼はスープを飲んで苦しみだしたのでしょう。
それは、ウエイトレスがスープに大量の塩・こしょうを入れたからです。
あまりのひどい味に、咽せてしまったわけです。
警察も、スープの味までは確認しないですから。
おわかりになりましたでしょうか。
「死亡推定時刻と実際の殺害時刻に時間差がある」
これも、ミステリでは基本法則のひとつです。
たとえば、死体を冷蔵庫や氷水で冷やすことで、
逆に、暖房や電気毛布であたためることによって
実際の殺害時刻をごまかし、アリバイを工作する、といった具合です。
では、名探偵のみなさん。
次回をお楽しみに。
by スグル