何をやってもうまくいかないとき、ありませんか。
やることなすこと何もかもが裏目に出てしまうこと、ありませんか。
突然ですが、ここで頭の体操をひとつ。
〈問題〉
旅人が道の真ん中で立ち止まっています。
そこから道が二つに分かれていて、
一方は、正直なひとばかりが住んでいる「正直村」に、
もう一方は、うそつきばかりが住んでいる「うそつき村」に続いています。
いま、道の真ん中にどちらの村人かわからないひとが立っています。
旅人が、正直なひとばかりが住む村に行くためには、
何と尋ねればよいでしょうか。
ただし、訊ける回数は1回だけです。
〈答え〉
「あなたの住んでいる村へ連れて行ってください」
もし、そのひとが正直者なら、正直に「正直村」へ、
もし、そのひとがうそつきでも、うそをついて「正直村」へ、
どちらにしても、「正直村」へ行くことができるのです。
どちらを選んでも同じ答えにたどり着く。
これは、パラドックスを応用したクイズです。
この場合の「パラドックス」とは、
自己を含めて言及しようとすると発生する矛盾のことです。
「この文章は嘘である」
この文について考えてみましょう。
これが本当であった場合、
「この文章は嘘」が本当であるので、嘘ということになります。
一方、嘘だとすると、「この文章は嘘」は嘘であるので、
この文は正しいということになり、
どちらと考えても、矛盾が起こるのです。
これをパラドックスと呼びます。
何をやってもうまくいかないとき。
やることなすこと何もかもが裏目に出てしまうとき。
それは、あらゆる選択肢が、どれも間違っているということなのです。
したがって、どれを選んでも結果は同じなのです。
だから、そんなときは…
潔くあきらめましょう。
だって、悩んでいても仕方がないのですから。
人生には、このようなパラドックスが溢れているのです。
by スグル