管理人さん、お褒めのおことばをいただきまして、
ありがたき幸せに存じます。
これからもみなさまに喜んでいただけるよう精進いたします。
それにしても、文章を書くというのは難しいもので、
書きたいことは次々と頭に浮かぶのに、
いざ、文字にしようとすると、
途端にまとまりを失ってしまう・・・
そこで、未だに頼るのが「起承転結」のセオリー。
学校などで作文を書くときに使う常套手段です。
この「流れ」に当てはめることで、
それなりの「読める」文章が完成します。
ただ、この手法にはおもしろみに欠けるという欠点があって、
こういったブログのように、
特に読み手を引きつける必要がある場合にはあまり適さないのです。
そこで、私は「起承転結」のセオリーに従って
頭の中で組み立てた文章を、
一度バラバラにして再び組み直すという作業を採用しています。
これで少しは目を引く文章になります。
とはいえ、なかなか型を破るものは書けません。
どこかに奇抜なアイディアはないかと、
あちこち模索する毎日です。
さて、「奇抜なアイディア」といえば、
「ミステリの女王」と謳われた、山村美沙…
い、いや、もとい、アガサ・クリスティ。
エルキュール・ポアロやミス・マープルのシリーズで知られていますが、
彼女の書くミステリの魅力は、何といってもそのトリックです。
上記のとおり、文章を書くにはセオリーがあるのですが、
ミステリを書くにもセオリーがあります。
彼女はそのセオリーをことごとく打破してきました。
だから、ミステリのオールドファンの間では賛否両論、
なかには「邪道」とされる向きもあります。
いまでは珍しくないトリックかもしれませんが、
出版当時は衝撃的だったようです。
ひとつふたつ紹介しましょう。
ミステリのセオリー〈その1〉
犯人は複数であってはならない。
彼女はこのセオリーを「オリエント急行の殺人」で見事に打ち破りました。
お読みになった方いらっしゃいますか。
なんと、この事件の犯人は、
ポアロを除く、その列車に乗り合わせた人間全員だったのです。
もちろん、乗り組み員も含めて。
ミステリのセオリー〈その2〉
犯人は最初から登場していなければならない。
クリスティはこのセオリーも乗り越えました。
なんと・・・
このトリックは内緒にしておきましょう。
気になる方は「アクロイド殺し」をお読みください。
型破りな文章を書きたいと望みはするものの、
そう易々とはいかないのは、
やはり私が寂しがり屋だからでしょうか。
みなさんからのコメントをお待ちしております…
by スグル