●腰痛の原因は、肉体にはない！ 成田
生き方クリニックと
呼ばれている、東京の田園調布長田整形外科
長田院長が“体に語りかけると病気は治る”
という本を出されています。
その本からのメッセージをお届けします。
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私はいつも患者さんたちに次のように問いかけます。
「痛い理由を腰に聞いてみましたか？」
「膝はどんなふうに言ってますか？」
「体はなんと言ってますか？」
こう問いかけるのは、
体に現れている症状は、本当の気持ちを
痛みや病気という形であらわしていることが
ほとんどだからです。
体は、心の中に閉じ込めていた本当の「つらさ」
を、体の痛みを引き起こすことで代弁して
くれているのです。
痛みや不調、病気の本当の原因は
レントゲン写真にも検査結果にも出てきません。
肉体に原因はないのです。
あなた自身の中にある、抑圧された感情や葛藤、
不安、考え方のクセが
生命エネルギーの滞りを招き、
結果として症状が起きているわけで、
それに気づきなさいという体からのメッセージです。
だいじょうぶです。
人は健康になるようにできています。
すべての症状は、今のあなたを健康に導くための、
メッセージなのですから。
焦る必要も、不安に思う必要もありません。
気持ちを楽にして、
あなた自身を見つけるために、
どうぞ、診察室へお入りください。
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実は、わたくしも先日、寝違えをおこしました。
“体の声”を、首に手を当てて聞きました。
それを紙に書き出してみました。
うまくいかない、イラ立ちがあったので～す（笑）
その後、回復、早かったで～す。
体って、すごいですね。
◆本日の心と体の処方箋◆
“体に語りかけると病気は治る”
の簡単実践法より
体の声を聞く方法
お風呂の中や寝る前、目を閉じて、ゆったりとした
呼吸をしばらく繰り返します。
症状のある部分に手を当てて、
「肩さん、なあに？何が言いたいの？」
「腰さん、なんて言ってるの？教えて」
と声に出して話しかけてみます。
浮かんできたこと、すべて受け止めてください。
「今こんなふうに感じていたんだ」とありのままの自分を
知るだけでいいのです。
「今、自分は怒っている」
「今、自分はねたんでいる」
「今、不安でいっぱいなんだ」
湧き起った感情に、いいも悪いもありません。
ただ、気づくだけ、認めるだけでいいのです。
気づいた時点で抑圧されていた感情に光が当たり、
そういう思いも自分の一部だと、
引き受けるようになるからです。
すると、今まで滞っていた部分にも、
しっかりと生命エネルギーが通るようになり、
今まで気になっていたことが気にならなくなったり、
こだわりが薄れてきて、
体の痛みもなくなっていくのです。
2015.9.28