4等分 | ちょいコワおかんのつれづれ

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2児の子育て中のおかん。
怒ったらコワイ!
毎日がドラマチック。
子育てするオカンは、実は管理栄養士で、地域食堂や健康ランチなどで活動中。
/子育てしながら、自分も育つ/今日よりちょっといい明日にしよう/
そんな日々の色々を書いていきます。


保育参観に行ってきました。
園長先生の焼いたフカフカのホットケーキ。
サツマイモが入ってました♪
子どもたちと一緒に親も食べさせてもらえました!



が、

ただでは食べさせてもらえないんです!


食べるために園児たちに課せられたミッション、それは



ケーキを4とうぶんにわけましょう




え!
4等分なんてできるの!



ともかく園児たちはグループに分かれて、話し合いを始めました。



しっぱいしちゃったらやりなおしができないから、かみでためしてみよう



先生はグループに1枚ずつケーキと同じ大きさの紙を配りました。



もしほかにつかったほうがいいものがあったら、とりにいってね


先生はそう付け加えて、グループを回って話し合いの様子を見守ります。


あ!えんぴつ!

あ!ものさし!

あ!はさみ!


それぞれ気付いた子が取りに行って、

紙に線を引いたり、
長さを測ったり、
切り分けてみたり、

せんせい!できたよ!

できた4枚の紙を先生に見せるけど、先生が4枚の紙を重ねてみると、はみ出る部分ができてしまう…



あー、はみでてますね、ざんねん、おなじおおきさではないですね。



話し合いは振り出しに戻ります。



その繰り返しの中で、紙を半分に折り始めたグループが出てきました。


あ、これいいほうほうかもしれませんね。


先生は周りのグループにも目配せして、また見守ってました。


紙を折ったグループは2回折って、折り目に慎重に線を引いて、これまた慎重にハサミで切り分けました。


せんせい!できたよ!


先生が慎重に4枚の紙を重ね合わせると、、、
ピッタリ合いました!


あ!ぴったり〜!!4等分になりましたね!


で、ケーキをその紙を目印に切り分けて、同じ大きさのものをグループの子どもたちは分け合うことができました♪


はい!どうぞ食べてください!!


先生が促すと、大喜びで食べ始めました♪


なんと素晴らしい!!
見ていてとても勉強になりましたし、子どもたちが、あーでもないこーでもないと話し合う様子がとても面白くて、頼もしくて、嬉しい気持ちで見ていました。





で、その夜。
思い立ってケーキを焼きまして。



さ、4等分にしよう!


えー!!!!!またかい!?


息子は驚き、のけぞってました(笑)


ところが、

あー、ナイフナイフ…

とナイフを取りに行こうとするではありませんか(汗)



いやいやちゃうやんか(^o^;



ねぇねにも助けてもらおうか。
と、姉を巻き込み…


すると姉までナイフで切ろうとするし、


な、紙とか使ったよな!


おかんは紙を持ってきて、息子に見せてみたら、



あ!そやった!!


何か気付いた息子、紙をつかんで折ろうとしたところに姉は鉛筆持ってきて、


こうすんねん!

と、目分量で線を引き始めて…。


おーぅ、見事に脱線(笑)


しかし、割と早く「折ればいいんちゃう」と気付いた姉はさっさと4つ折りにして、それを見た息子は「あ、そうそう!」と激しく同意してました(笑)




仲良く4等分できました(≧▽≦)



数日後、姉の授業参観は奇しくも「分数」。

クラスみんなに紙が配られ、同じ大きさに分けるにはどうすればいいですか?と、考えるところから始まりました。


学校で習う分数、
科学する心を育むための○等分するための相談、


形は違うけど、
同じことを
どんな年代であっても、
繰り返し学んで、
経験して、
私達は成長してきてるんだな、
生きてきているんだな、


そう思いました。


生活で当たり前にしていること、時々立ち止まって考えてみるのも面白いかも!


今回作ったサツマイモケーキは、クラシルのレシピを参考に作りました!サツマイモがいっぱいあったので、レシピの倍量で天板一枚に焼き上げました♪

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