
来月から保育所へ行くことになったお友達。みんなせっかく同じクラスになれたのに、とても寂しいなぁ〜と言ってます。
でも会えて良かったよね!
少しでもたくさんで過ごせて楽しかったよね!
働くお母さんが増えているので、預かり保育のない幼稚園はなかなか園児が集まりません。と、いうより、働くお母さんが一番求めている保育所が足りないんです。働きたいお母さんは幼稚園にもたくさんいます。
私も今準備中ですが、研修の段階で既に子どもたちを預ける場所を確保するのに必死です(汗)
先日、市主催の子育て講演に参加してきまして、50年前の子育て事情と現在の子育て事情、そしてこれから令和を生きる子どもたちのための子育てについて、大きく変化するだろうというお話がありました。
50年前というと「サザエさん」に描かれている生活。
三世代家族、おばあちゃんからお母さんに家庭の味が引き継がれ、みんなが同じ食卓を囲む生活。スマホやインターネットはなく、家の電話でやりとりして、酒屋さんがやってきてビールやお酒を配達。ネットスーパーや通販はなく、大型ショッピングモールもなく、買い物は近所の八百屋さん、魚屋さん、お肉屋さんなどへ。
それが、今は核家族、家族それぞれ忙しく習い事や仕事で食事時間はなかなか揃わないし、家庭料理は下処理のいらない冷凍食品やレトルト、レンチンなどで、便利になると同時に家庭による違いもなくなりつつあります。買い物はネットでワンクリックで買えちゃうし、商店を一つ一つ回らなくても、ショッピングモールで一気に買える。家事もAIでますます便利になり、主婦の負担も軽くなりつつあるけれど、地域とのつながりが薄くなって、ささいな悩みもなかなか話せず孤立して苦しむ人も多い。
空き地や公園が少なくなって、交通量も多く、犯罪も多く、なかなかこどもたちだけで遊べる機会も減ってきていて、こどもたち同士で体験しながら学ぶことか難しくなりつつあって。コミュニケーションの取り方も、スマホを介して、SNS上での付き合いも増え、直接の関わりも減っていて。
自分たちが生きてきた時代とは全然違う時代を、今のこどもたちは生き抜けるのか。
その鍵は「非認知能力」だそうです。
それはIQなどでははかれない力。
学力とは関係なく、
目標に向かって頑張る力、
人とうまく関わる力、
感情をコントロールする力、
のことだそうです。
これを乳幼児期に身につけておくことが、大人になってからの幸せ度や経済的な安定にとても大切なんだそうです。
これは遊びを通して身につけられるそうで、どれだけたくさん遊んだか、お友達と一緒にたくさん過ごしたかが関係しているとのことでした。
とてもいいお話を聞かせていただけて、とても勉強になりました。そんな考えをもって、毎日保育してくださっている先生方に育ててもらえて、こどもたちはきっと幸運だと思いました。
保育所へ行ったお友達も、幼稚園でこれからも過ごすこどもたちも、元気に強く大きくなれますように☆