朝のドラッグストアで | ちょいコワおかんのつれづれ

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2児の子育て中のおかん。
怒ったらコワイ!
毎日がドラマチック。
子育てするオカンは、実は管理栄養士で、地域食堂や健康ランチなどで活動中。
/子育てしながら、自分も育つ/今日よりちょっといい明日にしよう/
そんな日々の色々を書いていきます。

息子はイヤイヤと反抗の毎日です。今朝は散歩中に立ち寄ったドラッグストアで、お菓子のぶら下がり陳列をいじって、元通りにするしないのひと悶着。

 

口で言っても聞かないことが多いので、しばらくクーリングタイムすることもよくありますが、そこは店内。

 

「お店のものをぐちゃぐちゃにして、おもちゃじゃないよ」

「・・・」

「ちゃんと元通りにできるでしょ」

「・・・」

「じゃぁおかあさんは先に帰るからね、ちゃんと元通りにしないと帰れないよ」

「・・・」

 

で、帰るー、わけにもいかないので息子に見えないところで動いたら分かる店内でしばし待つことにしました。

 

10分、動きません。

時々アルバイトのお姉さんが声をかけてくれてるようです。

 

20分、動きません。

店長さんらしき人が、向こうから心配そうにこちらを見ながら商品を陳列しておられます。

 

しばらくすると、店員のお兄さんが「ママはどこ?」といいながら、息子を抱っこしてこちらへ来られました。

「息子がわがままをいうので、しばらく離れて様子をみてました、スミマセン。」

とワケを話すと、「そうだったんですね」と息子を降ろしてまた、仕事に戻られました。

 

 

「で、ちゃんと元通りにしたの?」

「うん」

「どれどれ?」

見に行くと、元通りになってなかった~。

 

で、しつこいかと思ったけど、

「自分でちゃんと元通りにしないとダメだよ!」

「・・・」

またか~。

 

で、またまた離れて様子をみることに。

 

 

さらに数分、これは昼までこんくらべかな~と思っていたら、先ほどのお兄さんが「ちゃんとママに謝るんだよ」と息子の手をひいてこちらへ。

 

「何度もすみません。」

「いえいえ、ちゃんと元通りにしていましたよ。ほら、ママにちゃんと謝って。」

「ごめんなさぁい」

 

「自分で元通りにしていました?」

「はい、私がみていましたから。大丈夫、自分でちゃんとしたよね。」

 

と、そこまで言ってくださるとほんとにお礼を言うしかありませんでした。お店の方にとっても、長々いられても困るでしょうし、帰ることにしました。内輪もめに巻き込んでしまって、お兄さんにもお手間をとらせてしまって申し訳なかったです。

 

ほんとに自分でしたかどうかはわからないけれど、お兄さんに言われて素直に従ったかもしれませんよね。母親に言われるのとまた違うはずです。もしかしたら、お兄さんが気を利かせて代わりにやってくれたのかもしれません。それはそれで、人の優しさに触れてよい勉強になったはずです

 

母親としては他力本願なやり方になってしまって、反省もしなければと思いますが、こうやって周りの方の心遣いが有難いなとも思います。あのまま待っていたら、ほんとにお昼になったかもしれませんし、お互い引っ込みがつかなくなってどうしようもなくなったかもしれません。お兄さんには本当に感謝しています。

 

帰り道、息子はいつもより強く私の指を握って歩いていました。店内で一人にされて、きっと不安だったんでしょう。ひどい親だな、自分でも思います。でも、わがままを許さないという筋は通していきたいと思います。人のいうことが分かってきた今だから、妥協しないでやっていきます。家の外だから、人目があるから、その時だけは大目に見て、あとで言い聞かすという方法は私はずっとやってこなかったし、これからもできるだけやりたくないなと考えています。いつでも、どんな時でも、やってはいけないことはその場で言う、必要なら叱る!厳しいけど、イヤイヤ期や反抗期は怒ってばかりになってしんどいけど、それでもあきらめずにやっていきます。

 

娘もそれで今までやってきて、幼稚園でもなんとかやってこれたんです。娘もがんばったと思います。きっとしっかりと自分でいいこと悪いことの判断できる大人になれるように!親も根気よく付き合っていこうと思います。