そんなこともあって、療育に子供さんを通わせているママ友さんの紹介で、去年から隣町の児童発達支援の体験教室へ参加させてもらっています。
今日はクッキング企画で、サンドイッチを自分で作ってみようという内容でした。イヤイヤ期真っ只中の息子が、黙って材料を食べずに作業できるのか、作れたとしても試食の時間まで待てるのかどうか、不安でいっぱいでした・・・。
始まるなり、息子は慣れない場所に戸惑ったのか席につくこともできず、ひたすらはいはいしてウロウロ・・・。でも、先生たちはそのまま様子をみてくれていました。
そして、クッキング開始。まずは、サンドイッチづくりの絵本の読み聞かせ。それから、先生から材料の説明、作り方の実演、じーっとみて待たなくてはいけませんが・・・、これはなんとか待てました!
いよいよ材料が配られます。順番にパン、マヨネーズ、ハム、きゅうり、人参。
パンが来た時点で「食べちゃうかも!」、だけど食べずにお皿に置きました!
ハムが来た時もちゃんと置きました。
そして、にんじんをもらって自分でパンをくるっと巻いてロールサンドを作れました!
できあがったサンドイッチもすぐ食べないで、待つことができました。
予想以上に待つことができて、おかんはびっくりしました!すごいね!できるんだね!
とはいえそこは我慢の限界だったのでしょう。2個目を作るとなって、食べられないのでぐずりだしました・・・。そりゃそうだね、よく頑張ったよ。でも、みーんな2個作るんだよ。
グズグズ言いながら、なんとか2個目を作り、やっと食べれることになっても、もう機嫌はおさまらなくなっていて、マヨネーズがついてるからいやだとか、人参が入ってると食べられないとか、なんだかんだ言って床に仰向けになって暴れ始めてしまいました。まぁ、こうなるな~(笑)
リーダー格の先生は「ちょっと待たせ過ぎたね、せめて1個できたら食べて、それからもう1個作る方が良かったね」っと担当の先生にアドバイス。確かにそういう方法も良かったかも!でも、待つのも勉強だしね。
で、そうこうするうちも床で泣き叫ぶ息子ですが、他のみんなのいる中放置するのもなんなので「みんなでたべよう!」と声をかけたりしてみてもダメでした。そしたら先生が「一度離れて様子をみておきましょう、目で見守って、何か訴えてきたらそばによらずに手だけを差し伸べるなどしてリアクションをしてあげると、子供も自分で感情に区切りをつけて戻ってくるでしょう」と言ってくださいました。
「放置するのではありません。もう3歳なので、自分で自分の感情に区切りをつける練習ができます。それを育ててあげるんです。」
家ではぐずってもあまり相手にはしませんが、それが放置になるか、育てることになるのか、母親の位置、リアクション、視線で全然違ってくるなと思いました。ふだんよしよししないのは、一応正しかったんだと思うと、少し救われた気がします。泣いてるのに放置して、なんて冷たい親なんだという視線にあったことは何度もあります。でも、きっと泣けばなんとかしてくれる、ぐずればいうことを聞いてくれるというわがままもあるはずだから、甘やかすことにもなるかもしれないし、いつも泣いたからと言って相手にするわけではありませんでした。先生の言葉にすごく救われました。
ただ、見守っていなければならないな。相手にしないで、そのまま忘れて泣かしてしまってる時もあるので・・・。これは反省しなければ!
幼稚園までに自分で感情の折り合いをつける練習ができているかどうか、これは大切なんだそうです。娘も入園前まで、この感情の折り合いをつけるのにはとても苦労しました。今は随分上手になったと思います。きっと自分でも頑張ったんでしょうね。