こんにちは! 
 
Machinakaです!! 
 

こちらのブログが初めての方、ご訪問いただきありがとうございます!

「映画のタイトル+解説(感想)」で検索してくださってこちらにいらっしゃった方には大変申し訳ないんですが、できれば第1回目の記事をご覧いただいて、私の自己紹介と本ブログの趣旨をご理解いただければと思います。

 

第1回目の記事はこちら!

 
 
さて、今回批評する映画はこちら!
 
 
「アメリカン・アサシン
 
 
 
 
はい、ハン・ソロが公開される中、同じ日にこんなおバカ映画が公開されるとは、、、
 
ポスターに映るグラサンのマイケル・キートン、タイトルの「アメリカン・アサシン」という非常に抽象的な殺し屋の肩書き。非常に謎でございます。
 
この映画、予告編も見てないので、もう頭の中で変な妄想ばかりしています。
 
どうせおバカなB級アクションなんでしょ?
上映時間80分くらいでしょ?
 
と思ってたんですけど、がっつり110分もやるっていうんで、何かストーリーが深いのかな、何か要素がないと110分もやらないから、楽しみにしています。
 

 

それでは「アメリカン・アサシン」批評いってみよー!!!!

 

 

 

 

 

[あらすじ]

 

 

・「メイズ・ランナー」シリーズのディラン・オブライエンと「スパイダーマン ホームカミング」のマイケル・キートンが共演したスパイアクション。

・ビンス・フリンの全米ベストセラー小説「ミッチ・ラップ」シリーズ初の実写映画化で、テレビシリーズ「HOMELAND」のマイケル・クエスタ監督がメガホンをとる。無差別テロ事件で恋人を殺された青年ミッチ・ラップは、テロリストへの復讐に人生をささげることを胸に誓う。

・潜在能力を高く評価されCIAの対テロ極秘スパイチームにスカウトされたミッチは、元ネイビーシールズの鬼教官ハーリーのもとで過酷な訓練を積み、テロの最前線で活躍するまでに成長。

・核兵器テロを阻止するためヨーロッパへ向かったミッチは、正体不明のテロリスト「ゴースト」に翻弄され、自身の真価を試される最大の試練に直面する。共演に「エイリアンVSプレデター」のサナ・レイサン、「バトルシップ」のテイラー・キッチュ。

 

https://eiga.com/movie/87785/

 

 

 

 

 

 

 

 

[スタッフとキャスト]

 

監督はマイケル・クエスタ

 

主にテレビドラマを中心に撮ってる人ですね。

 

映画では、映画ドットコムだと今作しか表示されてません。

 

IMDBを調べると、2001年の「L.I.E」、2005年の「12 and Holding」、2012年の「Tell-Tale」、2011年の「Roadie」、2014年の「Kill the Messenger」という物騒なタイトルも撮っていますねww

 

まぁ、映画ドットコムにないってことは日本では公開されなかったから、今作でようやくメジャー化したって考えていいいのかな?

 

 

そして、主演はデュラン・オブライエン!

 

エンドロールを見るまでわからなかったんですけど、実は彼がオブライエンくんだとは想像もつかなかったです。。

 

メイズランナーにおいて、怪我をしたにも関わらず最後まで出演した、今期待のムッキムキ俳優です。にしても、髭面になるだけでこうも顔が変わるもんかね。。

今作では、新米のCIAを演じまっす!

 

そんなオブライエンくんの教官は、なんとマイケル・キートン。彼は元ネイビーシールズで、今はCIAの暗殺集団を束ねる教官になっている、というなんともアホな素晴らしい経歴を持つ人です。

 

にしても、マイケル・キートンはさいきん活躍しすぎです。確か2014年の「バードマン」に出て以降、グッと出演回数が増えたような気がします。

この手の映画だと、マイケル・キートンが売れる前はニコラス・ケイジとかがやってそうな気がする・・・笑

 

新進気鋭の若手と、息を吹き返したベテランとのタッグは、巨人の星的なマッチョ・ストーリーになるのか?

 

 

 

 

それでは映画の感想でっす!!

 

 

 

 

 

 

 

[映画の感想]

 

ポスターのイメージを覆すハードコアな社会派?アクション作品!!!

 

お前ら、CIAをなんだと思ってるんだww

CIA×ネイビーシールズの奇跡の融合wwww

 

斬新な訓練シーン、マイケルキートンの「悪顔」が堪能できる、B級アクションながらも楽しめる要素いっぱいの意欲作だ!!

 

 

 

 

 

[アメリカが好きなものを混ぜ込んだ感じ]

 

はい、鑑賞を終えたMachinakaでございます。

 

やられました。

 

これまで多くのアメリカ映画を見てきて、多くのCIAものを見てきました。

 

アメリカ映画ではCIAがうんさか出てきます。アメリカ人が大好きなんでしょう。

 

あと、米軍の頂点であるネイビーシールズが主役の映画もよく出てきます。

アメリカ人が大好きなんでしょう。

 

CIAではスパイもの、ネイビーシールズだと戦争モノ。

 

お互い人気なジャンルであるものの、交わることはない。

 

でも、この映画はCIAとネイビーシールズの見事な融合をやってのけてしまったんですよwww

 

 

マイケル・キートンの経歴は、元CIAで元ネイビーシールズ。

CIAの訓練シーンと言えば、スパイを養成するための、スタイリッシュでインテリジェンスな紳士を育てるのが相場。

 

しかし、マイケル・キートンが教官だと、m4を片手に「おい、起きやがれお前ら!!!!!」と銃をぶっ放すww

 

おいおい、それは戦争モノだからww

 

 

なんでCIAなのにm4持ってるんだよw

 

ノルマンディー上陸するのかい!?

 

と、CIAとネイビーシールズの二足のわらじを履いた映画というのが、あまりに画期的で面白かったですね。

 

あと、始まりは案外社会派であったのも珍しかったですね。

アメリカの海ではしゃぐカップル。オブライエンくんとそのフィアンセが海でリア充してる。

 

単なるアバンチュールかと思いきや、海パンから婚約指輪をプレゼントww

 

そんな幸せの絶頂の時に、まさかのISがテロ行為を仕掛ける。

オブライエンくんの目の前で死にゆく彼女。復讐を誓うオブライエンくんは、ムッキムキになってISに復讐を誓う。

 

という、一見すると現代社会を上手く切り取った設定になってるように見えますが、その設定は最初だけですwwww

 

 

その後は何もIS関係なくなりますww

 

 

とりあえず主人公にハッパかけるには、ISに酷い目に合わせるのが良いのかな?

まぁ、今作は小説の映画化だし、仕方ない部分もあるのかなぁ、、

 

 

ISの下りが終わった後、ストーリーはCIAvs元CIAの身内合戦になっていきます。

 

大義もクソもあったもんじゃないですw

まぁ、もうストーリーとかどうでもいいじゃないですか(^。^)

 

その代わり、アクションが異様に気合い入ってます。入りすぎです。

 

冒頭のIS襲撃シーンも、長回しカットで臨場感を高めて、たくさんのエキストラを入れて、実にリアルな戦闘シーンを作っていましたし。

例えるなら「パニッシャー」で主人公の妻や家族が皆殺しにされるシーンと似てます。

この事件をきっかけに、主人公が鍛えまくって、復讐の鬼になるんですから・・・

 

オブライエンくんの鍛え上げられた肉体を使って屈強な敵と戦うアクションシーンもね、カメラワークも早すぎず遅すぎず、じっくり打撃シーンが見れて満足でした。

 

 

また、この映画で面白いのは訓練シーンです。

 

VRを使ってターゲットだけを攻撃するゲームをする訓練があるのですが、ヘッドマウンドディスプレイだけでなく、腕に電気刺激を与えるデバイスをつけていて、攻撃する敵を間違えると悶絶するほどの電気を喰らうっていう罰ゲーム付きでww

 

難易度がベリーハードで、全員が電気ビリビリ喰らって顔に脂汗がギットリつく。それを引いたカメラで撮るから、屈強な男たちがVRしなら「痛えぇ!!!痛え!」って言ってる光景は爆笑ものでしたwww

 

また、暗殺のシミュレーションをするために、家具屋のセットや店員を配置して、ターゲットを殺すという訓練もあります。

 

何の説明もなく始まり、画自体は普通のお店に見えるため、観客には「あれ、急に舞台変わったな。てかもう実践かよ」って驚いてしまうほど。

 

基本的にセリフも説明もないんですよね、この映画ww

 

恋人が殺されたから主人公は復讐するしかねぇだろ?

復讐するためには鍛えるしかねぇだろ?

 

という、非常にマッチョイズムの高い、思考の選択肢が少ないww

映画だと思いました。

 

でも、そんな単純な理由が一番グサッとくるというか、やはり大切な恋人が殺されたら、犯人にどんな感情を持つか、1%でも相手に仕返しできる可能性があるとしたら、何ができるか?

 

そんな被害者の殺意衝動を最大限まで増幅させた、クライムアクションでしたね。

 

 

ただ、ツッコミどころはたくさんありますwww

 

CIAでスパイ養成を行うと思いきや、バリバリネイビーシールズ仕込みの軍隊養成コースの練習メニューのため、CIAという設定は必要あったのか?

 

いや、絶対に必要ないでしょ!!!!

 

 

なぜこの映画でCIAも要素に含めたのか?

 

純粋にネイビーシールズで鍛えられたらよかったんじゃないのか?

 

だって、CIAに入っておきながら、何も知的戦略がないんだもんww

 

ターゲットに極限まで近づいて近づいて、最後はオラオラオラァ!!って申し訳ない程度のサイレンサーを付けて攻撃するw 

 

これがCIAのやることなのか?

 

ってかネイビーシールズのやり方でもないよww

 

CIAとネイビーシールズの奇跡の融合が観れる映画ではあるんですけど、最終的にはどっちつかずになってしまった印象。

 

教官役のマイケル・キートンの悪っぷりが見れるのが、唯一の美点かもしれません。マイケル・キートンのアクションは少なかったものの、どや顔ですよね。あんなに溜めた演技で「お前は何もできない」みたいに言われたら、どんな社員にもパワハラできるよwww

 

 

結論はですね、よっぽど暇だったら見に行くべし!!ってくらいの映画ですww

 

 

 

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