今の自民党で起きている裏金問題を、皆様はどうお考えでしょうか？
潔く辞職するなど、自ら責任を取る政治家が一人も出てこないのが今の自民党です。
国民が政治に関心を待たないことをいいことに、自民党は国民のことを後回しにして、金権政治にあけ暮れ、気が付けば私利私欲の政治家集団と化しています。
もうこれ以上、日本の政治を自民党に任せるわけにはいきません。
「政治」は皆様が選挙に行くことで簡単に変えることができます。
「政治」というものは「選挙」でしか変えることができないのです。
ですから「選挙」に行って、今の政治に「喝」を入れてください。それしかありません。
これからの日本を良くするためにどうか皆様、今度の選挙には投票に行ってください。
さて、話は変わりますが、今の日本は少子化問題が喫緊の課題となっています。
16年後の2040年には社会を支える現役世代が、今の８割に減るという「8がけ社会」が到来します。
人手が足りない「8がけ社会」を乗り切るには、誰もが生きやすく働きやすい社会をつくらなければなりません。現役世代が希望をもって働き、結婚し子供を産み育てられる社会にすることが、政治が果たすべく責任です。
特に今の40代までの若い世代や、これから生まれてくる子供たちの為に、政治を大きく変えていかなければなりません。
当然のことながら、女性に子供を産んでもらわなければ人口は増えません。しかし、依然として仕事と家庭の両立に悩む女性は多く、最近は男性の育児参加も増えてきましたが、まだまだ女性が抱える家庭での負担は改善されていません。
そして女性は子供を持つと、自身の自己実現が出来ないというジレンマがあります。
さらに老後においては男女の所得格差があり、女性にとってより厳しい現実が待ち受けています。実際に2021年の単身高齢女性の貧困率は４割という統計が出ています。男性よりも14ポイントも高く、まだまだこの日本社会は男女平等とは言えません。
原因の一つとして、女性の現役世代の年収は正規社員に限っても、すべての産業で男性の年収を下回っていること。それに加えて女性は出産や子育て介護などで離職することがあります。当然のことながら年金の受け取り額も男性より少くなります。
ここ10年労働力不足を補うために、女性の社会進出を促す政策がとられてきました。しかしその結果、昨年の出生率は1.26と過去最低を更新しています。
待機児童の問題が解消されても、子供の不登校、発達障害などが増える一方で、親子の間での悲しい事件が多発しています。はたしてこのような世の中でいいのでしょうか？
「子どもが欲しい」という声と「働きたい」という声が、両立できる社会を目指ささなければなりません。家族と団欒を楽しみながら幸せを味わえるような社会にすることが、この国の発展につながります。
古い政治家たちのこれまでの家庭や育児についての固定観念から抜け出して、男女それぞれの役割を認識して、認め合う社会にしていかなければなりません。
日本維新の会は2021年に最低所得保障ベーシックインカムを提案しました。
子供からお年寄りまで全国民に最低所得を補償する新しい社会保障制度です。
ベーシックインカムを簡単に説明しますと、現在の生活保護制度や児童手当、国民年金（基礎年金）などをベーシックインカムに置き換え、その代わりに全国民に一律で毎月約7万円を支給するという案です。
例えば国民一人一人に毎月７万円を支給するとして、夫婦と子供2人の4人家族であれば、毎月給料以外に28万円の給付があります。ですから子どもが増え、家族が増えれば増えるほど家計が楽になるということです。
バブル崩壊後の不景気や自然災害、物価高騰などで、様々な格差が広がっています。今もギリギリの生活を強いられ、声をあげたくてもあげられずに、一人で悩み苦しんでいる国民がたくさんいます。そういう人たちの為にも、難しい手続きがいらない、ベーシックインカムはすべての国民に対してのセーフティネットです。
全国民の最低所得が保障されれば、国民の消費意欲も高まり、社会全体の経済発展にもつながり、税収も増えます。
ベーシックインカム実現のためには、デジタル社会の進化に適した支給方法を適用し、行政コストの最小化を図ることが大切になります。また政治家や行政の在り方、税金の使い方などを見直し、安定した財源を生み出すことが重要となってきます。
政治家は国民の生活と幸せを一番に考えなければなりません。
どこの地域、どのご家庭に生まれてもチャレンジできる社会にしなければなりません。そして突然の災害やアクシデントに見舞われても、やり直しができる社会にしなければなりません。もう先伸ばしはできません。
そのために未来永劫、国民が生きやすい社会、働きやすい社会、そして強い日本を目指して、日本維新の会は、しがらみのない政治、是々非々の政治を貫いて参ります。
厳しい道のりですが、皆様一緒になって目指しましょう！
町川ジュンコ