数年前、あるスーパーで買い物をしていたとき、
「あら、こんにちはー。」と、声を掛けられました。
「あ、こんにちは…えーと…」
全く見たことも無い方だったので、戸惑いました。

「お母さん、元気?」
など、いろんな話を矢継ぎ早にして来ますが、
どうもおかしい…。

相槌を打つものの、ぽかんとしている私に気が付いた彼女は、
「えーと、あら、あなた、ですよね。」
とか、なんかおかしいと感じ始めた彼女は、私に確かめます。

「どなたか、人違いをしているのではないですか。」
という私に、目を見開いて、
「えーっ、???」

「すみません。もしかして人違いかも。でも似てる。」
「そうですか。」
「いえ、似てるというレベルではないですよ。本人そのものですよ。」
「えー」
「顔も、服も、声も、髪形も…。」

私の髪形は個性的です。
昔でいう、オオカミカットです。
というのも、自分で散髪しているため、後ろが見えないから、
どうしても後ろだけ長くなってしまうのです。

そこまで同じだなんて、あり得ない。
この人、大袈裟じゃないの?
と思った私ですが、あんまり真剣なので、聞いてみました。

その人は、どこにいらっしゃるのですか、会ってみたいですー。って。
そしたら、「親しいんだけど、名前は知らないのよー。引っ越しするって言ってたし。」
なんと、主婦特有の、名前も知らないのに、親しいアレでした。

そういえば…、昔私が20歳くらいの頃、
友達が血相を変えて来たのを思い出しました。
「あんたにそっくりな人と、随分話をしたよ。」
「なにそれ。」
「いやね、電車に乗っていて、あんたがいたから、声かけたら…。」
「私、電車に乗ってないよ。」
「いや、だから、あんたじゃなかったんだけど、
実はその人、あんたそのものだったからね、知らずに随分話してしまって。」
「えー」
20分くらい話したそうです。
差し障りのない話だったから、そのくらい経ったのでしょうが、
それにしても、ずっと私だと思って話をしていたとか。

その数年後。
「あら、お母さん元気?」
私が電車に乗っている時、
60代くらいの女性に声を掛けられました。
母の知り合いかなと思い、「はい、お陰様で…」と返事しました。
その方がペラペラ話かけてこられますが、次第に話が食い違って来ます。
そして、その方は「あっ」という顔をされて、
「あら、違う?あら、あら、ごめんなさい。」
と、急に慌てられ始めました。
人違いだったようです。

「あまりにも、知り合いに似ているものだから。ごめんなさいね。」
そう言った後も、ジロジロ見られ、「似てるわ~。」と言われながら、別れました。

そして。
先週、買い物をしていたスーパーで、
「あら、こんにちは。」
と、声を掛けられました。
誰だったかなー…、と記憶をたどっている時、
「あ、また違う!?」

また同じ人に間違えられたようです。
私に似たその人は、近所に住んでいたけど、あれから引っ越しをされて、
久しぶりに会ったから声を掛けたということでしたが、
「顔も、声も、スタイルも、髪形も、服も、そのまんまなんですよ。」
と、言われました。

なんだか、ドッペルゲンガーよりも怖いかも知れない…。

人生で4回、そのうちの2人は同じ人でしたので厳密には3回ですが。
自分と生き写しの人が、世の中に3人は居ると言いますが、
こんなに地域にコンパクトにまとまっているのがおかしいし、
30年前の電車の彼女と、
最近の彼女が同一人物なのだったら、もっとおかしい。

そんなに似ているのに、自分たちを置いて周りだけが動いている奇跡も、
すごく不思議でおかしいと思いませんか。






この町では、警察官でした。
ありがとう!
って、寝てるし。ちゃんとパトロールしようよ(笑)!




ここでは、和菓子屋さん。
和菓子大好き。




ワールドは、あちこちで、私の存在。




私のイメージカラーは、どうやらオレンジのようです。

皆さん、ありがとう。
嬉しいです。




『なう』でとりあげて頂いた、フリマの受付嬢。
ほんとだ。
何気に私に似てますね。
姉妹みたいです。



どっちが姉やwww