今日は、某バレエ研究所の発表会に行きました。
最近では、↑こちらも素晴らしいバレリーナの方を生みだされ、
後から後輩たちも、次から次へと育って来ていて、
レベルも上がり、古典のみならず、コンテンポラリーも見応えが出て来たので、
いつも、楽しみに観させて頂いています。
入口で、美しいパンフレットを頂き、パラパラとめくると、
「○○ちゃん、発表会おめでとう、がんばってね。」
と、お子さんの顔写真入りで書かれたメッセージが載せられていて、
どれも、ご家族の愛が感じられるもので、感心しました。
そして、なんと…、
数ページ先に進んでいくと、広告枠になるのですが、
ここは、いつも重要視されないので、暇な時にチラチラと見るくらいですか。(失礼)
○○建設とか、○○水道設備とか。済みません、見ても電話することないし…。
ところが、今回は、この広告ににまで「○○ちゃん、がんばれ」のメッセージが。
すごい!
広告は、1枠いくらでスポンサーを募集するのですが、
自営業の方は、何を書いても構わないので、
お子さんの写真を入れよう、
メッセージ入りで、自社の広告宣伝をしよう、という訳ですね。
考えたものですね~。ほほえましいです。
お子さんの写真が、またみんな素敵に撮れています。
いいな~。
パンフレットに感心しているうちに、踊りが始まります。
トップバッターは、少し緊張しているかな…。
中堅クラスの数人の踊り手が、トゥシューズで、
丁寧に「パ」(ステップ)を踏みます。
…と、
「あー、あれあれ。あれよ、後ろの端か?ちがう?そうそう。」
始まった…。
私の後方に座っているお父さん、もう少し声を潜めては頂けませんか。
まあ…ね。娘さんでしょうか。嬉しいんですね。きっと。
ちょっと、我慢しましょう。ああ、あの方ね。お上手ですね。(心の声)
いいんですよ。そこまでは。
お子さんの出番が終わり、しばらくは静かにして下さりありがとう。…。
出番が終わり…。
…そうです。このおやじ…いや、失礼しました。
自分の家族の出番が終わると、
あからさまに『退屈』なと言わんばかりに、お喋りを始めました。
野太い声だから、響きます。
そして、大あくびを。
かみ殺して下さい。あくびは。
「ふぁ~~、あぁぁぁ~あーっ。」最後が大きくなる人、居ますよね。それです。
ううう…。
あくびは、失礼ですよ。
しばらくすると、今度はお決まりのように、携帯の着信音です。
4月の時と、同じ音。
どこからか聞こえます。
さっきのおやじ、いや、失礼、お父さんが、
「どこかで電話が。」いや、お前が言うか。
あらら、オドママさん、下品ですよ。
りりりりり、りりりりり、何度でも鳴ります。
会場中のみんなが、「早く止めようよ」と思ったのではというほど、
タイミング悪く、静かな音楽の演目の時に鳴るのです。
なかなか止まりませんでしたが、今回は、前回遭遇した時のように、
「もしもし」と喋り出すことはありませんでした。
取りあえず、止まって良かったです。
入口で、携帯をマナーにするか、切るかのチェックが要りますか。これから。
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さて、それはそうと、以前から気になっていることがあるのですが、
グランフェッテや、ペアテなどの連続回転の時ですが、
拍手が手拍子になるのは、どうしてですか。
私自身、舞台でこんな高度なパは、したことが無いので、
ちょっと、こんなことを言うのも何ですが、
フェッテを回っていた人が、以前、
「あの手拍子って、時々音にずれたり、音が聞こえなくなったりするから、
すごく回りにくいの。自分の調子が変わるから。」
と言っていたことがあります。
「音楽のはずが、手拍子に代わる」ってことでしょうか。
ほほぅ~、そうですか。
確かに、黒鳥やドンキは、音がはっきりしているから聞こえやすいし、
手拍子もずれにくいけど、パリの炎とか途中で静か目になるものは、
音が消える現象に遭遇しても、おかしくないのかな。
妙な感心は、置いといて。
あっちこっちの舞台を観に行ってる友達が、
「関西からこっちは、手拍子多いけど、
関東の方は、手拍子なんか、しないんだよ。」と教えてくれました。
ほほぅ~、ほほぅ~。
お国柄か。ケンミンショーみたいだな。
宴会のノリ?
観客は、少しでも応援したいからの思わず無意識に手拍子になるのかも。
だけど、踊り手は?
皆さん、どうですか?
私?そもそもグランフェッテなんか、舞台でしたことないけど、
私だったら、…遠い目…。
嫌かな。(笑)