ご訪問いただきありがとうございます。
元介護士、バンコク駐在妻の
Machicoです。
（初めましての方はこちら）
一時帰国中に
恩師に会ったと
先日の記事で書きました。
先生からたくさんの
励ましの言葉をいただいたのですが
さらに
私がずーっと心の片隅で
気になっていたことを
教えてくれました。
それは
Tくんのこと
Tくんとは自閉症の男の子
私が大学・院時代に
家庭や学校に入り
療育にお手伝いに入っていました。
私はTくんの支援に
一生懸命になり過ぎて辛くなり
発達障がい児の支援を
仕事にすることを諦めたのです。
詳しくは人生ストーリーをご覧ください
【Myストーリー⑩】それでも誰かを支援する仕事に就きたい！私が見つけた新しい道
その挫折経験から逃げるように
私は介護の世界に没頭
Tくんのお母さんとは
就職後に一度
お会いしたきりで
仕事の忙しさを理由に
連絡することも
なくなってしまいました。
もう発達障がい児の支援には
戻らないと思っていたんですよね
トラウマにもなっていた
私の挫折経験は
自分と向き合うことで
徐々に昇華されていきました。
でも、
ずーっと気になっていた
Tくんのこと。
思いがけず先生から
Tくんのお話が出たときは
驚きました。
私が家庭教師をしていた関係で
先生にもTくんを
見ていただいたことが
あったんですが
あれから10年以上
先生とTくんのお母さんが
コンタクトを取っていたことは
知りませんでした。
先生から聞いたのは
Tくんの今
Tくんは無事に
高校（特別支援学校）を卒業し
今は就労支援センターに
元気に通っているとのこと。
毎日その帰りに
コンビニでコーヒーを
買って帰るのが楽しみだということ。
その話を聞いて
私は勝手だけど
心の底からほっとしたんです。
「（私の経験は）失敗ではなく
一生懸命がんばって
できるかぎりがんばった、
ということが
今日のTくんと私にもつながっている」
先生は
そうおっしゃってくださいました。
私はTくんとお母さんに
何もすることができなかったと
思っていたけど
私のやってきたことは
無駄ではなく
あの時必死にやってきたことは
私とTくんとお母さんの今に
確かにつながっている
先生の言葉に
心が救われました。
私の代わりにずっと
Tくんとお母さんを
気にかけてくれた先生には
感謝しかありません。
昨日告知した
『発達・療育 基本のキ』
Tくんの今と先生の言葉を励みに
精一杯がんばろうと
心に誓いました。
人生に失敗なんて
本当にないんですね
【満席】 9月17日（火）10時から12時
場所：スクンビット周辺のカフェ
料金：無料
（ドリンク代、会場代の実費のみ）
人数： 3名様⇒満席
※お子様連れのご参加も可能です。
キャンセル待ちはコチラ
https://forms.gle/paUpPgGGfBNgvhbPA
※申し込みページに飛ばない場合は
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Machico
2017年から夫と息子とバンコク在住の元介護士。
ケア＝育児、介護と捉え
ケアする人もケアされる人も笑顔でいられる社会を
目指しています。
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