「はたらく細胞」という漫画に
ドはまりしている息子
中でも「白血球」という
キャラがお気に入りなんです。
そんな息子が、
いつもお味噌汁のお汁を残すので、
先日こんな伝え方をしてみました。
「お味噌の中に入っているものが、
白血球たちを助けてくれるんやで。
活性化するねん」
普段は、
「身体にいいから飲んだ方がいいよ」
と言っていて、
ちょっとしか飲んでくれずでしたが・・・
なんと!!
全部飲んでくれました
自分が伝えたいことを伝えるだけじゃ響かない
子育てをしていると、
自分が伝えたいことを
どうやって子どもに
うまく伝えられるか?
を考えがちです。
子育て相談をしていても、
「どうやったら子どもが動いてくれるか」
「どんな風に伝えたら伝わるか」
をよく尋ねられます。
でも、形式上の、
例えばI(私)メッセージなどの
「子どもに伝わる伝え方」を
やってみても、
子どもが「興味ある!」
と感じるものでなければ
全然響かないんです
特に、「正論」は
今を生きている子どもには
伝わりにくいですよね。
いろんな食材を食べた方が身体に良い。
ゲームをやり過ぎると目が悪くなる。
部屋をきれいに保っていた方が気持ちがいい。
宿題やってからゲームの方が効率がいい。
などなど、
これらは全部、
親目線の伝えたいことです。
小さいうちはある程度、
やらせることができるんですが、
大きくなってくると
「自分の意見・考え」が出てきて
親の言うことを素直に受け入れられない
時期に入ります。
そうすると、
子どもはコントロールされていると感じて
余計に反発します。
だからこそ、
正論をかざしたり、
おだてたりするよりも、
子どもが興味・関心をもっていることに
伝えたいことを絡めたら、
子どもの耳に入りやすいのかと思います。
子どもに興味関心をもって話を聞く
冒頭の息子の場合も、
今ドはまりしている
「はたらく細胞」に絡めて
伝えたらこそ、
聞く耳をもってくれたんですね!
他にも…
水をあまり飲まない息子に、
「水を飲むことで
赤血球がサラサラになって
血管通りやすくなるよ」とか(笑)
すり傷で出血、
息子がやたらと落ち込んでるときに
「今、血小板ちゃんががんばって
働いてるよ」
と言って気を紛らわせたり(笑)
そうすると、普段の声かけより
息子の反応もいいので、
やはり、子どもの興味と関心を
知るって大事なだぁと実感しています。
じゃぁ、子どもの興味・関心を
知るためにできることって
何かというと、
子どもの話を
積極的に関心をもって聴く
ことなんですね。
これは、私の主催する
「ママ育コーチング講座」でも
お伝えしている
子どもとのつながりをつくる
「聴き方」のひとつ
子どもが話してくれる
ゲームの話、漫画の話、
何がおもしろいのかよく分からない話(笑)
「お母さん、ゲームよく分からんから」
で聞く耳をもたなかったら、
子どもの興味・関心も分からないまま。
子どもも成長と共に
「お母さんは興味ないらしいから
話し手もムダ」と、
話してくれなくなるかもしれません。
あなたが伝えたいことを
うまく伝えるテクニックはありますが、
相手が聞く耳をもってくれるかどうかは
相手しだい。
コントロールできないからこそ、
相手の興味・関心と絡めて
聞いてくれる工夫をしていきましょう。
あなたのお子さんの興味・関心は
なんですか?
その「興味・関心」と絡めて
伝えるとしたらどんな風に
言えそうですか??
ぜひ考えてみてくださいね♡