ここ精進では風呂桶が無いので、久し振りに温泉に入ろうと身重の長女を伴って下部温泉へ向かった。
 本栖湖から下部へ向かう道は下りのクネクネ道だ。30分もすると下部道の駅に着き、少々見学したが、あのガット・ウルグアイラウンド補助金で整備されたものであることを知ると、あの頃の徹夜続きの日々を思い出して目まいがするような感じが蘇ってきた。
 

 道の駅で下部温泉会館の割引券(500円⇒400円)をゲットし、会館へ向かう。ここは冷泉を少し沸かしているもので、ぬるめのお湯が気持ち良く、いつまでも浸かっていたいと思うような清潔な風呂だった。

 

 さて、帰り道だがあのクネクネ道を上るのはいやなので遠回りして帰ることにしたのだが標高900メートルから200メートルへ下ったのだから、精進へ戻るにはやはり900メートルまで登らなければならない訳で、結局道幅2.5メートルの峠道を登って下りてという羽目に。
 桜峠を登り、下りになって間もなくダンプカーが前方に!どう見てもすれ違えそうもない。しかしダンプが山側に思い切り寄ってくれて、ドライバーがそのまま前へ出れば大丈夫だと言う。こちらは左ハンドルなので右側の様子がわからないが、助手席の長女も大丈夫だと言うので、ソロソロと前へ…。ふー、何とかすれ違うことができた!

 下部温泉、良い温泉なのだがこの車ではもう行く気にならないな。山梨は広い!
 今日一日世界遺産は少し見えただけ。

 折角ぬるい温泉で良い気持ちになったのに、峠越で汗かいてしまったのでシャワーでも浴びるとするか。