町田市では現在、ごみ処理場の建て替えを予定しているが、今回建設常任委員会では、町田市が導入を検討している施設、方式で実際に運営している防府市クリーンセンターの視察を行いました。

防府市クリーンセンターは、市が資金を調達して、設計・施行・運営を一括して民間に委託するDBO(Design Build Operate)方式で計画した事業であり、ごみ処理施設の建設と20年間の運営事業を一括して行っています。

この施設は、選別施設・バイオガス化施設・ごみ焼却施設を組み合わせて高効率な廃棄物発電を実現する、国内初のごみ処理複合施設となっています。

建設費が10,974百万円、運営委託費が10,100百万円(505百万円×20年、消費税含まず)とのこと。

町田市では同様の方式、施設を検討しているが、事業は建設費・運営委託費合わせて約470億円であるので、今回視察した防府市クリーンセンターの倍以上かかる計算になります。

市において長期に渡って大きな予算をかける案件であるので、今回の視察をしっかりと参考にし、今後の審議を行っていきたいと思います。