パナマにある節税エージェントの内部資料から、世界のお得意さんの実名が大量流出した「パナマ文書」問題、騒ぎは広がっています。

国民から税金を徴収し国を運営している権力者達がタックスへブンに送金し正当な課税を免れる。

法律上問題なくても、国の納税者への許し難い裏切り行為です。

発覚するまで知らん顔、慌てて釈明する首脳はまだ可愛いほう、言論統制で問題を国民に知らせない中国主席は何を恐れているのでしょうか。

「パナマ文書」によって発覚した権力者達の税逃れは、権力の正当性を疑わせ、税制度のそもそものあり方を揺るがしかねません。