米国を公式訪問した野田首相はオバマ大統領と30日に会談。

両首脳は会談後に共同声明を発表し、アジア太平洋の安定に「役割と責任を果たす」と強調。

台頭する中国をにらみ安全保障、エネルギー分野などで包括的な関係を構築する方向。

また、日本の原子力事故に関して日米が原子力協力委員会を設け、原発の廃炉や除染といった共同活動を進めると共同声明の付属文章で明記。

中国は東シナ海、南シナ海での海洋覇権に強行的な姿勢をとっている。

今後のアジア太平洋の外交に関してアメリカと共に注視していく必要性は高まっていると言える。