町田市で、2006年度に創設された介護保険の地域密着型サービスは、高齢者が住み慣れた地域で自立した日常生活を営むためのサービスで、原則として町田市民である要介護・要支援認定者が利用できます。

町田市では、主に認知症対応型通所介護・小規模多機能型住宅介護・認知症対応型・認知症対応型共同生活介護の事業所を整備してきました。

これらの事業に対しては、厚生労働省令に定める基準に基づき、町田市が指定及び指導の業務を行っています。

地方自治体の条例制定権が、「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律」の公布により、拡大されました。

介護保険法関連では、厚生労働省令に定められていた介護保険事業所における人員等の基準が、都道府県または市町村の条例に委任されます。

今回の条例委任に伴い、町田市としては、地域密着型サービス事業所の人員、設備、運営に関する基準等を条例で定めます。

条例案の上程は2012年第3回(9月)町田市議会定例会を予定しています。

現在、2013年4月1日施行を目指し、準備が進められています。

○制定する条例の概要について

1.新規に制定する条例の名称(仮称)

町田市指定地域密着型サービス及び指定地域密着型介護予防サービスの事業人員、設備、運営及び指定に関する基準を定める条例

2.基準設定の基本的な考え方

基本的に、現行の基準により条例化していく予定。

○パブリックコメントについて

パブリックコメントを2012年5月1日から5月31日まで実施する予定です。