東日本大震災をきっかけに、通勤通学に自転車を利用する人が増えています。

一方、一部の自転車利用者によるルール無視やマナー違反が、道路の安全性を脅かす社会問題となり、自転車による交通事故の増加の原因となっています。

道路交通法では、自転車は「軽車両」と定義され、車やバイクと同じで、車道の左側を走ることが原則となっています。

自転車の歩道通行は例外であり、歩行者優先で車道よりを徐行しなければなりません。

しかし、自転車で車道を走るのは怖いと思う方は多いと思います。

そこで、町田市建設総務課では、道路上における歩行者や自転車、クルマの安全性を向上させる対策の一つとして、「自転車レーン」の設置計画に取り組んでいます。

「自転車レーン」は比較的広い道路の両端に、幅1m以上の青色の舗装をかけて、自転車専用の通行空間を設けるものです。

これにより、自転車と車やバイクが、車道上でお互いの通行位置を視認できるようになります。

また、歩道を走る自転車が少なくなり、歩行者の安全性向上に繋がります。

ですが、設置できる道路が限られるのが難点です。

また、路上駐車対策や自転車利用者への周知が必要です。

自転車を利用される方も、道路を安全に通行するため、もう一度自転車利用のルール、マナーを振り返ってみてください。

そして、お持ちの自転車の点検もお忘れなく!