8月11日の広報まちだに、剪定枝資源化センターで生産したたい肥の放射線量が基準値を超えた旨の記事が出ています。

以下、広報まちだより:

 福島第一原子力発電所の事故に伴い、たい肥への安全性の問題が懸念されることから、国からたい肥等の放射性物質の検査についての基準等が示されるのに先行して、町田市では、7月28日に独自で剪定枝資源化センターで生産したたい肥の放射性物質を測定・分析しました。この結果、国から示された暫定許容値を上回る数値が測定されました。
 この測定結果を受け、剪定枝資源化センターでは、8月4日から、たい肥の製造と出荷を停止しております。

農林水産省による放射性セシウムの暫定許容値 400ベクレル/kg

町田市の測定結果(合算値)          580ベクレル/kg

放射性セシウム134 241ベクレル/kg
放射性セシウム137 339ベクレル/kg
合計        580ベクレル/kg


今後の町田市の対応については、以下のとおりです。

 今後、国からこれからの方針等が示される予定です。国は肥料などに含まれる放射性セシウムの統一した測定方法を示すことにしており、町田市は国が示した方法で再度測定した上で、堆肥の生産・出荷の再開を検討する予定とのことです。